優妃 讃良の着物についておもうこと
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2010/05/28(金) 小袖って
またまた、ご無沙汰してしまいました。
仕事が忙しくて。

さて、小袖の話。
現在の「着物」は、小袖から派生したものなのですが、これには、実は2種類ありました。

庶民は外着として着用し、庶民から成り上がった武家階層も同じでした。今の着物はこの延長線上にあります。

一方、お公家さんの場合は、小袖は、装束の下に着用し、装束への汚れ防止や寒暖調整の目的で用いられました、つまり、肌着です。これが、段々と上に出てきて、色柄を伴うようになり、庶民の小袖と同じ状態になりました。

まぁ、YシャツやTシャツは元々、肌着だったのが、色柄がついて、上に何も着用しないで出歩くようになったってイメージですね。

この由来に影響してそうなのが「夏に羽織を用いるか」ではないかと。「盛夏には羽織は着ない」という説と、「立夏より、絽や紗の単衣仕立の夏羽織を用いる」という説があります。
どちらが正しい、というのは着物の場合、ほとんどありません。
ある家では、そうだし、他の家ではそうでなかった、ってだけ。
お公家さんの場合、小袖は肌着なので、「上に何か着ないと」って考えだとすると、夏場といえども、羽織ものは欲しいところ。


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