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2010/10/28(木)
「のぼうの城」キャスト発表
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うー、さぶさぶ。もう冬の氷雨です。
「のぼうの城」映画のキャストが追加発表されました。 配役衣装での発表も今回が初ですね。
タイトルトールののぼう様役 野村萬斎、『陰陽師』でも「他の人と違うヘンな人」を演じていましたが、今回もやっぱり「他の人と違うヘンな人」を演じるようです。
どっちも「他の人には見えていない何かが見えている。皆と同じになりたいのに、同じにはなれない」っていうものを背負っています。 これは、狂言師を生業(なりわい)とする彼そのものにも通じることなのでしょう。TVや映画にも出演する彼ですが、一緒の仕事する俳優さんやスタッフの人達と「違う」ことを感じているわけで。 『陰陽師』の撮影中秘話でも、「付き人にあたる人がお弟子さんらしく、朝早くに稽古をつけてた」なんてのが出てて、そういうとこからして、もう他の出演者とは違う一日や気配りをしてる。
今回のインタビューでは「同じになりたいと思ってたけど、同じにはなれないのだということを40になって理解しました」旨が出ていました。 私もそうだったかな。40歳は「不惑」と言いますが、努力してどうにかなるものと、どうにもならないものが見えてきちゃうのが、その歳なのかな。
写真を見ると、色白の萬斎さんは遠めにも周りの武将役と「違う」印象に映っています。 立ち姿からして、狂言役者の癖なんでしょうね、ちょっと違ってる。
と、いくつかのサイトを回ってみたら、腰より下まで写ったのがありました。 他の男性武将役は肩幅に足を開いているのに、萬斎は足をそろえています。違いはここにあったか! おっと、これは「戦国BASARA」での毛利元就の立ち姿!! 萬斎扮するの元就様姿をちょっと妄想。 舞を舞うような足運びをするゲームの元就様。俗に「モデル立ち」と呼ばれていますが、それよりは能や狂言の立ち姿という方が、納得の。
公開は来年の秋。まだ1年近く先なんですね。
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