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2010/10/20(水)
戦国BASARA 毛利元就の服の地
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戦国BASARAの毛利元就の服、バサラなので洋服ぽいのはいいんですが、鎧と思しき部分は肩から袖を覆うもののみ。
戦装束としては軽装すぎません?
と気になっていたのですが、とある番組にヒントとなる情報がありました。 英国のガーター騎士団の話をTVでやっていました。今も騎士がいるのだそうで、その一人が正装してくれました。 真っ赤な生地は当時、日本で「羅紗」と呼ばれていたフランネルでしょうか?
「正装といっても、戦に出られるようになっている仕立てなので、結構重いですよ」と言う。普通の腰までの赤の上着に白のズボン、長靴にしか見えないですが、生地は目の詰んだフランネルを重ねたもののようです。
戦国時代、南蛮交易によって、このフランネルこと羅紗は日本に到来していました。バサラ武将達は南蛮染料による色鮮やかな染めのこの羅紗で陣羽織やマントなどを仕立てさせ、身に着けていました。
ということは、戦国BASARAの毛利元就の服の生地は羅紗? だとすれば、戦装束としての理屈もつきます。刀が薙いだ程度では生地は切れません。ズボンも羅紗かな。鎧なら、膝上にも防具がつきますが、元就サン、防具つけてないし。表地は織り紋が浮いているので、今では帯地になる固織地なわけですが、袴は重ね穿きは普通なので、下に羅紗地の袴を身に着けているのかも。
戦国BASARAのキャラ設定した一がそこまで考えて、デザインしたってことは、ぜーったいにないと思っているんですが、こちらとして一人合点がいったという次第。
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