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2010/01/30(土)
朱元璋:ちょっと気になる中国服飾
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中国服飾続きます。 李善長や劉基が普段身に着けている衣服は、着物と同じ右前合わせの長着です。着物よりも合わせが深く、完全に脇まで回ります。腰から下には両脇スリット。 なので、後ろは一枚、前は二枚がヒラヒラと。 丈は対丈で皮ベルトか帯で腰を留めています。役者さんと厳密な衣装合わせはしていないのか、裾丈は微妙に違いがあります。 床上がり5cm以内だと優雅な感じで、10cm以上あると、活動的な印象になります。
んで、この衣類、日本の着物と同じで、ベルト外したら、パラっとなっちゃうのかと思ったら、自室で寛ぐシーンでは、なんと!ベルト外して、ヒラヒラさせてるんです。日本の着物の雨コートのように左右に内紐がついているようです。 腰に切り替えはなく、肩から裾まで一枚仕立。 しかし、ベルトって、威儀をただすときに使うもので、外しても着られるとは、ビックリ!
んで、劉基役の人だけ、ベルトしたときに、ウェストにダーツをとってるんです。この役者さんならではのこだわりなのかな? お腹がでっぱらずに、すっきりと見えます。
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