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2010/01/21(木)
時間ですよー足袋のサイズ
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ドラマ「時間ですよ」から。 ある回で、おかみさんは足袋のサイズが「九半」だというのが出てきました。その回の最後には、昔はいていた「九三」の足袋を出してきて洗ってるんですが、「歳とったからって、ゆるい足袋なんかはいちゃダメね」などと言って。 (サイズ単位はおそらく「文(もん)」でしょう。放映時1973年の頃の私の足袋はcm表示なんですが、文もまだ一般的だったのでしょうか)
昨今はストレッチ足袋や木綿地でも多少伸縮性のある生地を用いたものなどで余裕をもったものもありますが、靴下と違って、足袋はサイズが厳密です。幅、はきこみ口など、靴並みに気にしなければ、ぴったりとはいきません。「お誂え」が残るのもそんな事情。
そしてもう一方で「ぴったりの足袋を履く心意気」ってのもあるんですね。
私のとっておき、銀座の武蔵屋さんの足袋は、そんな足袋です。 ぴたっと吸い付くような履き心地は、気分をしゃきっとさせます。 500円の廉価足袋ではあの感覚は味わえません。
「時間ですよ」のおかみさんの言ってたのは、これかなぁと。
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