|
2010/01/01(金)
重ね着万歳
|
|
|
新年あけましておめでとうございます。 今年は、お姫さんが大晦日まで予備校してたので、帰省は元旦となりました。
新年明けてみると、見事な西高東低冬型気圧配置で、我が家の上は晴天な一方、新潟から山形に向かって走る羽越線沿線は「豪雪&強風で全線不通」とのこと。 ありゃりゃあ!
殿が駅に走って、新幹線の払い戻しと、新たな経路の確保をしてきました。 新経路は山形新幹線で新庄まで行き、そこから陸羽西線で酒田へ。 元旦で空いていたおかげでチケットが確保できました。
さて、いだちちは、というと、3日には引き上げますので、荷物は手軽に。 着物の便利なところが着重ねが可能なこと。今回のように、家の中は暖かく、移動区間は寒い場合はうってつけです。 正絹の袷の長じゅばんに白小袖を重ね、萌黄の正絹色無地、黒の化繊羽二重のとび柄小紋。藍の袴に長羽織を重ねて、足元はレースアップのショートブーツ。
お姫さんも、ウールの長じゅばんに藍の二尺袖の正絹袷の京小紋、青紫の二尺袖の化繊の百花の総柄小紋。松葉の袴に赤紫の長羽織、足元はショートブーツ。
小ぶりなコロコロカートの中は換えの足袋と肌着と袋帯が一枚。 後は、道中の暇つぶしのMP3プレーヤー。1つのイヤホン・ジャックから2つのイヤホンをつなげるコネクタも用意したので、お姫さんのMP3からも聞いたりしました。 後は、もちろん、書籍の類。
これだけ、気重ねても、着物はゴロゴロしません。 まぁ、胴体の辺りは食随分と恰幅よくなっていますが、帯も袴も固定サイズじゃありませんから、まったく問題なく、着膨れを受け止めて。
山形から新庄への線路はこちらも雪で30分ほど遅れ、陸羽西線へのつなぎが悪くなりました。寒い筈の駅構内。ウロウロしてても、まったく寒くありませんでした。
そのくせ、新幹線中でも「ちょっと暑いかな」程度。
正絹は、気温差に強いです。
|
|
|