|
2008/04/09(水)
入学式
|
|
|
月曜、火曜と雨で、明日も雨だというのに、今日だけ晴です。 昨日なんか、朝方の雨は半端ではありませんでした。 風が入って横なぐりの雨でしたから、着物には最低最悪。 こういう日だと、濡れなくても、湿気で着物がダメなんです。 縮緬やお召しといった「縮む生地」のは厳禁。 って、イマドキの普通の訪問着や色無地はほとんど一越縮緬か、紋意匠縮緬を生地にしているので、「着物は全部ダメ」ってのと同義。 殿が出勤途中に、学習院らしき詰襟にランドセルの男の子に付き添う色無地のお母様がいたとか。あの雨の中、雨コートどころか道行すらも着ていなかったとか。帰ったら、洗い張りでしょうか。 「パールトーンなど、撥水加工していれば」といっても、あくまで「撥水」であって「防水」ではありません。こんなにジャボジャボでは無効に等しいです。
今日だったのは幸いです。カラリと上天気。 本日は、萌黄の紋意匠縮緬に一つ紋。帯は卒業式と同じ有職紋の袋帯。前と同じく、殿に後ろやってもらって。
この学校では入学式は、中学と高校と一緒に行われます。 中学生と高校生は制服が異なるので境界はくっきり。
お母様の着物姿は、卒業式と同じ位でしょうか。 訪問着あり、色無地一つ紋あり。 紫のとび柄小紋に織りの八寸名古屋帯の方もいました。 織りの八寸名古屋は、カジュアル用途なので、帯を袋帯か、袋帯と等価生地の九寸名古屋帯にした方がいいな、と勝手にコーディネート・チェック。(もちろん、当人に言ったりはしませんョ) 保護者代表のお母様は、絹色地に見事な柄の訪問着に黒地も見えない程錦糸も絢な袋帯。
式後はクラス毎に写真撮影。保護者は生徒の後ろ。 大体、クラス30名で、2、3名のお母様が着物でした。 洋服は6割がたが黒ダーク系、残りがオフホワイトやパステル系。着物の色はそう目立つほどではありませんでした。 着物は、薄色メインなので、カラス軍団だと目立つんですよ。
中学から持ち上がりの一貫生であるお姫さんは、式後は友達とカラオケするとかで、親たちは帰宅。(卒業式と一緒じゃん)
今年の担任は年配のちょっと渋めの男性教師。 中3のときの担任はなんと、寿退職したと知り、ちょっと唖然。 結婚しても仕事続けそうな雰囲気だったんですけどねぇ。
帰宅したら、サッサと帯解いて、着物脱いで、袴姿に。 やっぱり、こっちがずっと楽だわぁーー
|
|
|