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2008/04/06(日)
菜種梅雨(3)
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菜種梅雨三部作。 最後は履物。 元々は、泥道がぬかるむので、「雨には雨下駄」といって、晴の日よりも下駄の歯の細い下駄を用いました。 が、昨今は、泥道はほとんどなく、逆に、濡れた店内通路は滑りやすい。 現在では、雨下駄よりも、「雨草履」が良いです。 雨草履というのは、前にビニールのカバーがあり、底が防水対応してあるもの。普通の草履は、鼻緒を引く場所から水気が入ってしまいます。
携帯用としては「草履カバー」があります。 これは、草履を「雨草履」に変身させてくれるカバー。 私のは爆笑にも下駄歯がついています。(そこが面白くて買った) 「雨降りそうだなぁ」というときに携帯雨コートと共に持参するとか「現地では雨草履でないのにしたい」というときに便利です。
袴姿なら、「洋靴」という選択肢もあり。 装束の場合、明治以降の規定では「洋靴」なんですョ。 雨対策されている黒パンプスに黒タイツか黒ソックスで。 大正のハイカラさんは編み上げ靴ですが、明治のハイカラさんは黒パンプスで描かれています。
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