優妃 讃良の着物についておもうこと
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2007/09/23(日) 酒田に帰省 −中日
こちらに来ると、さすがに、天気は良くても、日陰に入ると涼しい秋の陽気。
今日は、持参の縹地に菊紋様の化繊の小紋。菊の葉が丸紋状になって菊の丸と二重になっています。
菊は白抜きで花弁を描いて、その全体にボワっと浅黄という、若干渋めの薄い黄で丸を描いています。菊葉は逆に、濃縹を丸くぼかして、中に葉が浮き上がる染め方に。

これは、数日前に三越の秋の着物市で買い求めたもの。
化繊の着物でも、結構シャレた柄にお目にかかれることっもありますが、まさに一期一会。
今回も目に留まったのはコレ一枚っきりです。
八掛けも木賊色(とくさいろ)で渋いので「うーん、ババ臭いかなぁ」と思ったんですが、袴の色や帯に暖色使えばいいかなと。
明るめの小物を使うと、青磁系の色も悪くないって歳になってきました。歳取るのはいやだけど、こういった年配向きの色は、年配にならないと、顔映りがきまらないので、そういう意味では、憧れなのです。

それを着て出かけるさきは、清川郷。
酒田から最上川を遡ると清川郷という集落があります。
ここは、新撰組結成のモトとなった清川八郎の生地なのです。
清川記念館といって、清川八郎に関する資料館があるので、行ってみたいと思って、なんども門前までは着たのですが、まず盆暮は開館していないのです。お彼岸なので、ちょっとドキドキでしたが、幸いにも記念館は開いていました。

清川八郎については、「たそがれ清兵衛」で有名な藤沢周平他、何人かが歴史小説も書いていました。
「江戸にて浪士組を募り、京にて討幕の勅旨を得て、江戸に戻り、江戸にて惨殺」という点しかしらなかったのですが、彼は彼なりに、浪士組結成前の部分もドラマチックな生を生きていました。やはり、幕末の志士は誰をとっても、見事な生き様です。

そして、次は殿の番。
最上川沿いは、陸羽西線の走る路線でもあります。
清川郷の集落の上流側のはずれが、川の合流点。
そこにトンネルを出た直後に長めの鉄橋が架かっています。
1時間に往復で2本程度しか走らない単線。
先ほど、集落内の駅で見てきた時刻表を頼りにトンネルから出てくる気動車を待ちます。(ここは、架線もない、非電化区間。ディーゼル機関の車両が走るのです)
たら、背後からゴトンゴトン?
「え??」
トンネルに向かう列車をパチパチ写真撮り。

どうやら、上りと下りを間違えていたようです。危ない。
ところで、新庄と酒田って、どっちが上りなんだろう?


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