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2007/07/02(月)
オレって頭古い?
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昨夜のTVの話 TBS局で「パパと娘の7日間」(だったかな)をやっていました。 予告編が数日前から報映されてて、ひょんな事故から父親と娘が入れ替わってしまった。さて・・・という話。 この手の話は、シナリオで各人のキャラクターがはっきり現されており、かつ役者さんが動きや口調で人物を作り上げ、トドメにそれを交換して演じてみせるという、高度(?)な作品です。 高校生の娘の動きを見事にオッサン姿で演じてみせるパパ役が予告編で出ていて、これはちょっと面白いかもと楽しみに。
ところが、番組が始まって、お定まりに事故が起き、中身が入れ替わっちゃったというあたりまできて、お姫さんが「この番組、みたくないなぁー」とぼそっと。
なんでかと問えば「あそこまで、親父がないがしろにされてるのって、見ててやだ」
事故が起きる迄の場面では、「世間でよくある父と娘」を象徴するかのように、「父親の後のフロには入れないと、先に入る」やら、電車の中で「隣に座るな!」やらが続きます。
娘曰く「親って、ウザくてもなんでも、枝葉末枝に許せない記憶があっても、本質的に、子供って親から生まれたことに対する恩を忘れてはいけないと思うわけよ」と。
はぁ〜 なんか、親の方がビックリするような発言。 先日は父親と仲たがいするような事件があったし、私となんかサボテンのトゲのようなイサカイは日常茶飯事。姫の逆鱗にふれて蹴りを入れられる。とはいえ、一緒にTV見たりと仲の良いこともあり。会社の先輩同僚の話で聞く「中学になったら、親と行動なんか共にしないわよ」というのとは一線を画すお姫さんではありました。
「オレ古い?」
「いいか悪いか、じゃなくて、『古い』ね」と私 「いや、いっそ『新しい』んじゃない?」と殿。
人の思想って、巡りめぐっているのかもしれません。 昔のような「全幅の信頼」でも、今典型的に言われる「全般的拒否」でもなく「友達親子」でもなく、「根本の畏敬と、枝葉各個での同異」って、新しいのかも。
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