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2007/05/08(火)
なんで「東大寺」?
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「装束好きに50の質問」で、「東大寺といえば?」って質問があったので、「なんで、藪から棒に」って思ったんだけど、 そういえば、「東大寺」には「正倉院」があったんだった。 平安以降の形態の装束好きには縁の薄いところですが、奈良朝の衣類がかなり破損しちゃったらしいですが、それでも相当数現存しているという世界的にも稀有の収蔵庫。 きっちりお蔵にしまっておくと、ちゃんと残るんですね。 空気にあたると劣化する類なので、「正倉院展」のような博物館展でも滅多に出ないです。復刻品(?)が出るときはありますが。 お姫さんの卒論用に史料を集めていて、「奈良朝の服飾」の情報でサーチしてて、とある本の巻末に「正倉院収納品一覧」を見つけました。思ったよりも沢山の衣類(残決を含む)が収蔵されていてびっくりしました。何代かに渡って収蔵を重ねたからなのか、ほぼ同じ形状の衣類なのに右前の衣類と左前の衣類のがあったり 収納年によって、裾の広さが変わっていたりと、そこだけでも衣類の変遷を見ることができいます。
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