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2007/05/23(水)
「七緒」「きもので京都」新刊
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着物の季刊本系統が矢継ぎ早に初夏号を出してきました。 「美しい着物」「きものサロン」も勿論出ました。 夏なので「ゆかたxxx」の類も出ています。
会社の帰りに持ち帰って電車で読める厚さと重さで、まずは「きもので京都」と「七緒」を買いました。 時期的にどちらも「ゆかた」を特集しています。
「きもので京都」は「なごみ」というお茶道の雑誌の特別増刊の扱いなので、やはり「茶道で着られる着物」がベースにあります。だからなんでしょうか、ゆかたの着付けレッスンでも、しっかり「最低限度は補正を」となっています。 うーむ、あれで最低なんですか。フル装備だと思います。 だって、胸は専用パッドを巻いて「つぶす」兼「ほどよい膨らみ確保」、ウェストはくびれを埋めて、ヒップまでなだらかに仕上げる。胸元に肉のない人はV字に手ぬぐいをはさみ、肩にもガーゼハンカチを置いて、専用のさらし布で押えます。つまり、とにもかくにも「薄手パットながらも寸胴体型」の上に着付けるという次第。 私の貧弱体型ではここまでする程のことはないのだけど、お姫さんの方は私よりも胸があるし、腰のくびれも大きいので、これくらいやらないとダメかなーとも思ったりします。 並寸サイズな小柄体型ということもあって、見事に「帯に乗る胸」なんだもん。 家で寝巻き、起き巻きな着付のときにはいいけど、縁日とかだと、どーしよーかなって感じ。
一方「七緒」だと、同じ補正でも「肌襦袢や裾よけをきっちり着付ければ十分補正はできる」という比較的自然体派。腰のくびれの分はさすがに「浴用タオルを後ろ腰にあてて隙間を埋めて」ではありますが、巻かないので苦痛感は少なそう。 その「下着」だって「専用の下着がないなら、ブラ付きタンクトップとステテコでも十分」と言う。
今回の「七緒」は、なんと「ステテコを自作しよう」というコーナーまで。市販のステキなのも掲載されているけど、ステキなのはさすがに高額なので、お針のできる人はチャレンジするのもあり。夏の着物姿の問題点の一つは股や膝裏をつたう汗。ステテコがあるとこれが解消されて快適に過せます。 着物専用は高いけど、洋服用の5分丈フレア・パンティとか、オバサン向け楊柳ズボン下はそれよりずっと安価です。 若い人なら、ローライズ5分丈スパッツもオススメ。 今はこういうスパッツも裾にレースやリボンのついた可愛いのがある。ゴスロリ用のシュミーズも使えます。
最後はステテコ話になってしまった。
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