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2007/02/17(土)
群書類従のあるところ -実践編-
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殿は休日出勤、姫は土曜授業なしという日。 午後を使って、インターネットで、有職関連本のリストを作り、県立図書館にでかけました。
ここは3階建て、1階が児童室、2,3階が大人用の書架です。 持ってきたリストを見ながら、検索PCで場所を確認して書棚を探し出して本をピックアップしていきます。 群書類従が見つかりません。係りの方に聞くと「これは、閉架書棚の方なんですよ。持ってきますね」と。 持ってきてくれたんですが、すっごい古い、痛んだ本です。 「もし、内容が同じので良いなら、上の階に、新しい版のがありますよ」と。 なんと、この図書館には、和綴じ本の版に始まって4版位所蔵しているんです。そのうち、最新版が開架書棚の方に出ていました。検索リストで100巻位あると知っていたんですが、1棚占拠しています。「続・群書類従はこっちですから」もう一棚です。 「群書類従解はこっちです」うわぁー! 塙保己一って、こんなのを作ったんですね。今更ながらに感動。 元の状態はわかりませんが、図書館特有のハード装丁なし本につける深緑のハード表紙に背表紙の金文字が彫りこまれています。
なんか、「見て、必要な巻だけ買おう」なんて思っていたけど、やめやめ!ここに来て、心行くまで堪能いたしましょう。 幸いにも禁持出。同じ時間帯にここに来て、読みふけりそうな人もそうはいないと思うし。
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