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2007/12/30(日)
呉服屋閉店
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家にいたら、電話が鳴りました。 いきつけのチェーン店系の呉服屋さんから。 年末のバーゲンも終わったし、今頃なにかしらと思ったら、「1月一杯で、撤退します」とのこと。 顧客名簿はここからローカル私鉄で15分程行った先に新しくできたショッピングモールの店舗に統合されるとのこと。 「15分でしたら、こちらに来るのと、そう変りませんね」と店員。つまり、そっちの店を今後はご愛顧下さいということなのでしょう。 今の店は電車だと5分なんですけどねぇ。しかも、今の店は、勤務先から家に戻る際の乗り換え駅なので、チョイと寄り易い場所です。クダンのモールは、全然アサってで、わざわざ出かけて行かないといけない場所です。そういった面倒くささで、秋の終わりに出来たってのに、まだ行っていない場所です。
今あるモールには、チェーン店系呉服屋が2店入居していました。片方は秋に撤退し、他方の勝に見えていたのですが、こっちも撤退とは。ちょっと離れたサティに入居していた別のチェーンも撤退したとか。何やら、この地区では、チェーン店系呉服屋の撤退が急激に起きました。何なんでしょうか?
チェーン店系呉服屋は、「振袖屋」と言って良いほど、成人式の振袖販売に特化してきました。その成人式向け振袖の販売には翳りが見えてきたということなのかもしれません。 「普段着着物」が復興しつつある昨今ですが、逆に、成人式に従来のような大振袖を「購入して」着る人間は減る一途です。 レンタルサービスも充実してきましたから、「成人式にしか着ない」という人間にとっては、レンタルの方が安くて便利でいいこと尽くし。
しかし、呉服屋減ると、「バーゲン」も減るので、足袋500円とかって、調達できる店が減って困るんですけどね。 「ご愛顧」といっても、こーんな客ですので、売り上げが伸びなかったんでしょうね。
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