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2006/08/09(水)
年齢一定(?)
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昨夜からの台風接近で、明け方には、かなりの雨が降ったようです。 といっても、8時を過ぎる頃の横浜では雨はほとんど上がっていました。今日も客先直行による実家泊まり。余裕の9時出発コース。 なんせ、隣の駅ですからね。メチャクチャ近い。 自分ちから来ると、あと2時間プラスです。
私の実家には、大きく引き伸ばした写真が何枚か飾られています。 結婚前から写真好きだった父による私の成人式の写真とかウチのお姫さんの七五三の写真とか。 お姫さんも、七つの頃は可愛かったなぁ。 と隣を見ると、成人式に着物姿で撮った私の写真。 着物が同じなのか、今同じ着物を着たのと大差ありません。 そういえば、当時、この柿色江戸小物の着物の写真は「40女」って言われた分。 薄紅の訪問着の方は、もう少し若くて「30女」、若草色のスーツ姿のは「20歳前後のOL」と言われていました。どうも私の着物姿は老けて見えたらしい。 って、時は巡りて、数十年、あの頃は、大人っぽくみられたくて、背伸びしてそういう傾向の服とか着てたんですが、30歳越えた辺りからでしょうか、着るものの傾向はその辺りの年齢で似つかわしいとこに留めるようになりました。というわけで、今は、実年齢より服の想定年齢は若いのを着ています。 会社勤務ですからね。あまり、オバサン臭い格好をするわけにもいきません。スッキリとテーラード・スーツ(男性のを見れば背広は年齢不問な筈なのに、女性のはなんとなく30代向けな印象がある)。いかり肩は、フェミニンなシャネル・スーツ系より、カッチリ系のテーラードの方が似合います。
なーんて、この日の格好は、今年流行の一枚、胸下切り替えのミニ・ワンピース+タイトスカート+タンクトップで足はレースの足先だけ靴下(?)でサマーサンダル。頭は絹紬風ベージュ色のシャポー。 もっとも、この格好で、ノートPCやら書類入れた黒無地カバンをかかえてる。
朝、送り出してくれた父の言うに「後ろからみたら、40女には見えませんね」 あはっはー。今年流行のミニワンピは胸切り替えだから、オバサン臭くでっぱってきた出腹はカバーされているしね。着てるもんの想定年齢は紛れもなく20代か30代のだし。
なんて、冗談かも思ってたら、仕事終わって、家に戻る前に近所のショッピング・モールでヘアアクセを物色してたら、「お写真撮らせていただきたいのですが?」と年配男性に声をかけられる。 アマ写真家のモデル探しだったらしい。
そりゃー、長身細身で8頭身、細身系の美人の骨格条件とも言われる、「鎖骨に水が溜まる」ともいわれるくぼみだってある。 しかも、装束用に伸ばしたワンレンロングは既に腰の長さ。 遠目にみれば、「美人!」と錯覚する条件は揃っている。 しかも、今日は客先帰りなので、マジメにメイクしてる。(客先訪問しない日は、顔描いていないことも多い) 偉大なる化粧品会社の商品開発は目覚しく、ほっとけば、「目じりに烏の足跡、口元は下がって、しかも皺つき」になるところを、皺なしのツヤツヤお肌に、垂れてないパーツ。夜更かしのツケの目の下のクマをファンデなしで目立たなくする商品すらある。便利だ−。
かくして、どんどん年齢不詳な人物になっていく。 女の「目指す年齢」って、実年齢が何歳であっても30歳前後なのかも。
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