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2006/08/06(日)
塾とか家庭教師とかの勧誘電話
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今日も天気。湿度は35%で乾燥度バツグン。 今日も梅干し。なんか、今年の梅は皮が薄い気がする。 年によって、梅の質って変化するのかしら。 干してると梅の皮がむけてデロデロ。上手に仕上げると一級品にもなりそうな、上質の素材だが、私にかかっちゃ新聞紙の上。 もう数日干したいとこだけど、明日からまた仕事なので、2日干しでもう二度漬けに入る。 でも、4.5L容器に一杯と少しだったものが、1杯にまで減っている。ふーん。今年は紫蘇なし。といっても紫蘇入り梅酢使うから赤くはなるかなぁ。
って、今日のお題は勧誘電話
人によって勧誘電話の撃退方法は色々あるようだ。 殿の場合「売り込みですか?」単刀直入。「あの、商品のご紹介であって・・・」なんて言い訳は聞かない「売り込みですね」「あ、はい」「んじゃ、要りません」秒殺。
でも、相手によっては、この撃退方法だと、またかけてくる。 「かける価値がない」とか「対象にならない」って認知させないとダメなこともある。
そんな中で粘るのが「家庭教師」や「通信教育」の勧誘電話。
大学生位の子がセンターか何かで、かけてきているパターン。 当人が来るのかもしれない。なにやらトークのシナリオはあるようだ。 なんだけどねぇ、「おかあさんいますか?」はないと思うョ。 私マジメに「あなたのお母さんは、こちらにはいらしておりませんが」って応えちゃったわよ。 いやさ、子供って、そういう風に電話してくることあるでしょ。 てっきりそのパターンかと。 どうやら、この業界では、電話をかけた先の対象者の母親を「おかあさん」と呼ぶようです。
といって「公立小学校4年生のお子さんのお母さん」なんて長い形容詞で言われると、「呼び出すのは、子供?親?」なんてこんぐらがっちゃいます。
どっちも、相手の名前を知らないからなんです。子供の名前自体も知らないこともあるから、こんな呼び方になる。
家庭洗剤だとか、化粧品の売り込みだと「奥様です『ね』」といきなり断定型なことも。会社勤務なせいか、「奥様」って肩書きに慣れていないこともあって、反射的に「はぁ〜?違います」なんて応えちゃうことすらあります。「化粧品」や「エステ」なら、「決めてるのがあるので」と言えば完了。「資生堂」位だとつっこまれるのかもしれないけど、「ゲラン」と言えば、普通ひっこむ。あそこエステサロンもあるし。口紅程度なら資生堂と金額に大差ないんだけどね。
んで、内容の方での撃退方法。単純には「塾だの通信教育だのに無用な位デキが良い」と思わせれば終わります。
まずは「お子さんの成績とかどうですか?」には、「ちょっと不安が」なんて言ったら、攻め込まれる。「いやー、なんかデキいいみたいですよ。クラスで1位だとか」ウソでも良いからいっちゃう。先日、駿台模試で科目別県内順位で1位を取ったので、そんなのは、もうばっしばっし吹聴しちゃう。 結構これで電話をきってくれるケースは多い。
一時期多かった英会話系は「ウチはイギリス英語志向なので」というと、終わりました。イギリス英語系な塾はもちろん存在しますが、勧誘電話の場合、今だかつて、イギリス英語系じゃありませんでした。 次に出てくるのは「高校受験も間近に迫り・・」のタイプは、ウチ私立の中高一貫なので、高校受験ありませんから」と。 公立中学に学ぶ生徒の場合、確かにこの時期から卒業までは高校受験の正念場。でも、ウチには不要。これは事実だし。 更に粘るクチには、「カリキュラムの組み方公立と違うみたいなので、学校と虻蜂取らずになってもいけませんので」と。多くの私立では、私立であることを活かして、公立と同じ順序で進めず、大事なとこには時間をかけたり、順番を替えて、より理解しやすくしようとしている。このパターンの場合、毎月送られてくる内容と多大なズレをおこすので、通信教育や塾は逆に弊害となる。 さらに粘って「うちの場合は、私立の生徒さんも対応しています」とか「国公立を目指す方も対応できます」と言ってくる場合もある。 この辺でも、同じ会社の人の息子が県立高校から千葉大とか行った。千葉大も「国公立」なんだよね。 以前、このパターンで、家に呼んで話を聞いた業者がある。 が、テキスト見て話を聞いて、こっちの実情を伝えると、「それって、無理がありますよ。お宅のお子さんの通われている学校の偏差値って中学入学時点でxxですよね。高校卒業時の偏差値ってxxなんですよ。その話から聞くと、それって、筑波大付属とか開成とかのカリキュラムと同じですよ。この偏差値の子にそれは無理なんじゃないですか」 そういえば、教科書で開成と同じの使ってるって科目あったな。 そもそも、偏差値は急激に上昇傾向にあって、勧誘員の持ってる2年前の値よりは上なんスけどね。現高校卒業時のは、6年前に入学した子のレベルの話で、当時の偏差値は43.今よりずっと入り易かった頃のこと。 ここ数年のカリキュラム改訂は、異様で、以前より偏差値の高い子のためにより高度な教育カリキュラムを組んでいる。 ウチの入学前まではFAX通信だったという、家庭学習用のプリント配布兼父母通信を兼ねたインターネットも完備。そのプリントすら、もう昨年のものは使わず、毎年新作が出る。 赤点とれば、再試に次ぐ再試の上に補習授業。もちろん、自発的に教師を捕まえての質問や指導を仰ぐのもOK。 だから、このネット配布のプリントと補習体勢を超えるような教育手法を提示してくれないと「をを」って思えないんだな。 大体が、この辺で脱落する。所詮は公立中学向けの範囲を出ることはないから。だって、小学校の卒業生で私立行ったのって、90数名のうちたったの6名。しかも、多分、その半分は公立とカリキュラムに大差がない筈。ウチの場合がずっとレアなんだ。 そんなのに長々をかかずらっていないで、次の行にある家に電話した方がずっと良いのだよ。
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