優妃 讃良の着物についておもうこと
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2006/07/07(金) 「きもの文化検定公式教本」入手
七夕です。子供が中学生にもなってしまうと、どうも年中行事と縁が薄くなります。
なにせ、お姫さんは、明日まで期末試験。「笹の葉、さーらさらー」なんて浮かれてる余地はありません。
フルタイム勤務の殿と私は運悪くなのか、そういう立場だからなのか「ドツボにハマって、さー大変!」(「どんぐりコロコロ」の節でどうぞ) って状態だし。

平安時代には、七夕は旧暦の7月の7日。今の8月の中頃のこと。立秋を越えていました。だから、今のような「そろそろ夏も本番ねぇ」ではなく、「七夕だってのに、まだまだ暑いわねぇ」という残暑の印象でした。
この辺の記述は「枕草子」に見ることができます。

やっと きもの文化検定公式教本[1] 「きものの基本」を入手しました。
きもの関係の本の充実さでは、個人的に定評のある 東京駅そばの「八重洲ブックセンター」に行きました。
大方の着物の新刊本は、野積みされているのが普通。

行きなれた、コーナーに行ってみると、先ごろ出版された青木玉氏の本やきくちいまさんの本がいまだにたっぷりと野積みされています。「昭和のキモノ」も、昭和懐古コーナーにも置かれていますが、「着物」で引く人が多いのでしょうか、先日に比べて、こちらの山が高くなっていました。
が、

ない

出たばっかの筈の「きものの基本」がありません。
あれ、発行日間違えたかな?いえいえ、通販本屋のサイトでもチェック済み。
棚に並んでいる本を端からサーチしていくと、1冊ありました。

出版業界や本屋から見ると、この程度の扱いのものなのでしょうか。この扱いは、私が関わった、装束の本「素晴らしい装束の世界」と同程度です。装束は特殊な世界ですから、「大きめの本屋に常に一冊はある」「うれゆきが良いと見られた特定の本屋では野積み」というのは、かなりすごい状況でした。
逆にこの公式教本ってその程度のものなの?

サイズはA4版で厚みは1cm程。キモノについて書かれているムック系の本の半分位の厚さです。内容的にも、あちこちが概略となっていたり、着付けに関してはすっぱり無記載などになっています。「検定4,5級用」ですから、その範囲はここまでというとこなのでしょう。


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