|
2006/07/21(金)
熊谷うちわ祭り 下駄に足をかまれること
|
|
|
今日は朝から、土砂ぶり。9時頃には小降りになってきましたが、さて、うちわ祭りの夜店はどうなるのやら。午後から国道17号を閉鎖して縁日になる筈なんですが。
昨日、熊谷のうちわ祭りに行ってきました。 「夕刻に雨」の予想を裏切って、まだ曇天で頑張っています。 お天道さん、ありがとう。 仕事を珍しくも定時に仕上げて、明るいうちに帰宅。 帰宅してみると、姫は風呂上り。 「帯がなーい」、いつもしている赤の帯がないとのこと。 伊達締めも腰紐もない、いい加減な扱いしているから。 伊達締めは和室で発見。腰紐はこちらから渡し、浴衣帯は箪笥から。 うーむ、自分の好みで集めている方はやっぱり若い娘にはちょっと地味なものが多い。浴衣が茄子紺地だから、梔子あたりでいいかな。
って、こちらは白地に絣模様のイマドキは珍しいスタンダード柄。 「夕刻には白地が良い」なんてのを読んだことがあったので、こんなのもいいかなと。 帯は、先日調達の水色の半巾の紗献上。
今日は初日なんで、縁日は出ていません。2日目と3日目だって。 以前は、仮宮位しかなかったのに、夕刻も山車が練り歩いているので、それをあちこちで見かけるが楽しい。
山車に出会いながら、仮宮を目指します。 仮宮で、昨年のちまきを返して、今年のちまきをいただきます。 いつもなら、ここで団扇をくれるのに、今年は「今日の分は配布終了です」って。初日に撒く量は少ないらしい。
「痛!」 姫が一本足で立ってなにやらしています。 風呂上りに素足で下駄を履いたので、鼻緒がすれたようです。 「下駄にかまれたね」
うちの方では、鼻緒で擦れるのを「かまれる」と呼びます。
「まるでしろーとだ」
おやおや、まるでクロートだとでもいいたげな。 まぁ、着物暦14年、いまだかって、下駄にかまれたことないですからね。 そういう足でも風呂上りは要注意なんですよ。皮が柔らかくなっていますから。特にウチの下駄はすげがキツ目で、鼻緒が細い。 私の履いていた下駄の方が少しは鼻緒に綿が詰めてあるので、楽かと交換しました。靴のサイズは違うのに下駄なら交換できる。便利。 しげ加減も同じなのは偶然な筈だけど、下駄足できてるからキツ目が履けるからね。
「い、いだだだ!」 帰って軟膏塗ってバンソウコウ貼りながら、うめいています。 「素人さんの気持ちがわかった気がする」
そういえば、今年は、サンダル用のレースカバーをするのが流行りなんだって。 「早く言ってよ」
はは、忘れてました。 帯のように足先にだけひっかけるタイプは草履でも問題なし。 丁度鼻緒の擦れるとこにレースが来るので擦れ防止に使えます。
指の間もすれちゃうタイプには、夏用のタビックスもオススメ。 今は夏柄のも出ています。金魚とか向日葵、朝顔、花火など。 足袋ソックスは意外にも季節限定柄が豊富。 今ならレースのも涼しげでステキ。
夏着物になら、白足袋履いて、重ねると上品な感じです。
|
|
|