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2006/07/02(日)
梅は降り続く
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4.5kgのタッパー2つに梅干用の梅は満杯に。 梅酒用の瓶なんて、梅はほとんど入らない。 すぐできて、美味しいのは「梅煮」
「姿煮」にしようとすると、かなり大変だけど、「ペーストでいいや」という場合は楽。完熟だろーが、青梅だろーが、構わず、つぶれてても、割れてても不問。 2時間程水につけてアクを抜いたら、一粒づつ、コシコシとその水の中で汚れを落として、ヘタや枝を取り除き、土鍋に並べる。 (梅は酸性だから、金属鍋はハゲちゃちゃったりして危険。 ホーローとか、パイレックスのでもOK) 砂糖は適当で良いけど、思ったよりは大目な位が丁度良い。 梅ってそーとー酸っぱいものだから。梅2kgで砂糖500g位。 その上に砂糖が溶けるように上から水をかける。これは200cc位。砂糖が溶けて、梅から水分が出れば用がないからそれまで焦げないようにって程度のもの。
最初は強火、下の水が沸いてきたら中火にする。 ここから5分位して、ひっくり返す。一番下の梅が煮汁になってつぶれているのを、上の方と交代いただく。しゃもじだとか竹べらなんかで混ぜる。ここで弱火にする。ゆっくり混ぜ続ける。 段々煮汁が増えてきて、梅全体が浸るようになってきたら一旦、強火にしてボコボコと煮立てる。で、消火。 土鍋だから、火を消してもボコボコといい続けている。 蓋を閉めて、2,3時間ほっておく。
こうして見に行くと、梅は綺麗に火が通って透き通っている。 煮汁の方には梅が解けてとろんとしている。
梅サワーにしたり、梅水にするにはこのままであがり。 瓶にお移りいただく。
好き好きだけど、大さじ2杯位をコップに入れて、 冷水、炭酸、炭酸+焼酎を入れる。
昼日中の暑いときに、氷を入れた大きなコップに冷水+梅煮を作って飲むと、すーっと汗の引くような清涼感がある。
梅ペーストだとか、梅ジャムにする場合はもういちど火にかける。煮ると更に柔らかくなるので、金網ザルで種を漉す。 果実の方は簡単に網をすり抜ける。 ここに砂糖を更に500g位増量。 焦げないようにしゃもじで混ぜながら煮詰めていく。
水気が飛んだようになれば梅ジャムの上がり。
更に煮詰めると、ペーストは茶色になる。 鍋では焦げ付き易くなるので、こっから先は電子レンジが便利。
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