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2006/06/08(木)
後援会の着物はー 「あらえちゃん」って
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本日は、お姫さんお学校の後援会総会です。 学校法人に属する学校全てで一つの会を結成しているので、なかなかな人数です。下は小学校から上は大学、短大、専門学校とあり、中学高校に至っては学力と進路志向で4校もあります。生徒数は総勢1万余名とか。これに近在企業や卒業生社会人も加わっているので、財政規模はすさまじいです。
昨年は着物で、今年も着物にする予定だったのだけど、なんと「6時から客先いい?」とお願いがきてしまった。 総会は途中抜けして行くしかありません。 しかも、客先行くんだったら、着物着られない!ぶぅ!
しかたないので、ミッチのセミ・フォーマル ワンピに、同じくミッチのテイラード・ジャケットを重ねることに。総会ではワンピで、客先ではジャケット着てればサマになるでしょう。
受け付け済ませて椅子に座って開会を待っていると「えーっ、今日は着物じゃないのぉ!」と同じ学年のお母さん。こちらは下のお子さんも商学部に入れているというおうち。 今日は、髪もアップにして着物姿。 「着物だと思ったから、着物着てきたのに」
「ごめんね、この後、仕事に戻らないといけないの」
「わー、忙しいんだ」
(全く!)
彼女の着物、単に絽の帯でいい感じの取り合わせ。 柄と地質からすると夏大島かなにかでしょうか? 「これ夏大島?」
「ううん、これ、『あらえちゃん』」
「あらえちゃん」=「洗えちゃん」 あ、化繊の洗える着物ですね。
「雨降りそうだったし」
しかし、いい色柄に質感です。触らせてもらうと、確かに化繊です。 が、普通はそんな不躾なことはしません。 触らないと、近くで見ても、ソレとは判りません。 染め(というかプリント」も精緻にできているので、「織り」でないと決め付けるのは隣の席に座っていてすら難しい。ソレと判った状態でみていても、やはり絣糸にしか見えない。
他人の化繊を見る機会って、そうそうなかったんですが、やはり化繊は進化しています。
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