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2006/05/16(火)
白生地からのおあつらえ(4)
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4回目は「染めに出すと便利なこと」
染めに出すと、「八掛けの共色」が可能になります。 生地が十分にあるなら、「共生地ひきかえし」という手法も取れます。 昔は、八掛けは、別布ではなく、共生地を表地から引き返して使ったのを本義としたのだそうです。
既存の八掛けは、どうしても「似た色、近い色」が関の山。 後から「表地と全く同じ色に八掛けを染める」という方法も取れますが、これは、さすがに割高。表地+八掛とそれぞれ一品だけとは染めの染料や工賃に大差ないようです。
更にオシャレなのが「帯揚げまで同じ色」なこと。白地の帯揚げを一緒に染めに出すと、共色のができます。
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