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2006/04/30(日)
百花繚乱
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木蓮の重たげに花の開きたる 泰山木(マグノリア)の人の頭程の花の咲きこぼれたる 藤の花房、重く垂れたり 躑躅(つつじ)の花の赤く白く木々を被いたる様、艶(あで)やかなり 灯台躑躅(どうだんつつじ)の白き花の幾重にも下がりたる 花水木(はなみずき)の薄紅の白のさやさやと 山吹の黄なる色の目立ちたる
地を見れば
関東蒲公英(たんぽぽ)の腹ばう如く あれは姫女苑(ひめじょおん)?いいえ、あれは春紫苑(はるじょおん) あれは小手毬(こでまり) 黄色い花は・・・ 名も知らぬ野の草にも花は咲きたる
街を出れば、田には麦の穂の天を冲(つ)く 代掻(しろか)きする田の脇には稲苗の柔らかき緑の伸びる
百花咲き競いたる これぞ神の恵み これぞ神の御業(みわざ)
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