優妃 讃良の着物についておもうこと
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2006/04/03(月) お姫さんが帰ってきた
お姫さんが3週間の英国滞在から帰国してきました。
問題の英語の上達具合は?・・・「ゆっくり話してくれれば聞き取れるようになった」それっぽっち?いやいや、大した進歩です。
「単語が聞き取れる」って一つのステップ。しかも、重要なステップです。残念ながら、「相手が聞き取れる発音」のマスターには行き着かなかった様子。まぁ、実質2週間の滞在ですから。

お楽しみは、土産話とみやげ物と写真。

「迷うといけないので、可能ならリクエストしておくこと」というので、私は「スーパーで買える紅茶」をリクエスト。
英国人は紅茶好き。あっちの人が普段飲んでいる、「安物の紅茶」ってどんなんだろうと、興味があったので。また、英国の紅茶はトワイニングから始まって有名どころは日本に直接・間接に来ていますので、そんなものは、貰ってもつまりません。やはり「こちらでは入手不能なもの」、土産はやはり コレですよ。
一つ心配だったのは「スーパーで買い物してこれるだけの能力があるか?」でした。
幸いに、小さい町で、海外からの研修生を迎えるのも何年来のこと。勇気さえあれば、どうにかなったようです。
さすがに紅茶だけで「一棚占領してた」とのこと。小さな街の小さなスーパーでも、その程度。「ロンドンやオックスフォードのソレはもっとすごかった」とか。やっぱり、英国人は紅茶が好きなんですね。

というわけで渡してくれたのは、一辺が10cm程の立方体の紙箱。「PG tips」と書かれています。どこにも「Black Tea」と書かれていないので「変なハーブ・ティーでは?」という気がしないでもないですが「Tea、という貼り紙のコーナーにあったから」とか。
開けてみると、最近一般的になりつつある紙の三角パックのティーバッグが個別包装もせずにぎっしりとつまっていました。箱書きによれば40パック。確かに、こう入れてあれば40個はありそうです。
値段は 1.05ポンド。今は1ポンドが約200円なので、200円程度のものです。1パックあたり5円とは、安価です。
そのまま鼻先で香りをかぐと、どこかで記憶のある香り。そうそう、これはセイロン系の2番茶以降を雑駁に製造したものに共通の香り。
マグカップに入れて湯を注すと、あっという間に色と香りが広がります。抽出時間はやたらに早い。
でも、2杯目も入る。ポットで3杯分位入れても大丈夫そうです。
日本の安ティーバッグの「1カップ分一回分」とは、この辺の発想が違うようです。
ウチの実家向けにはもっとまともなダージリンの紅茶のパック。
イギリスのセンス発揮の箱デザインが綺麗なタイプ。
そして、大英博物館で買い求めたというロゼッタ・ストーンの文鎮(?)英文科を出たイギリス好きの祖父のために。
美味しいお菓子が最上の土産になる殿の実家には、クッキーの缶。これも描かれた絵がイギリスの洋館。後で小物入れとかに活用されそう。

ホームステイ先はやはり日本好きなご家族。
日本の話を聞こうと、離れたところに済む奥様の親御さんや、旦那様の親御さんが着たり、結婚して家を出ている長兄が帰ってきたりと、結構ニギヤカだったとか。この長兄、18歳にして既婚。職業医者。もちろん、学校はスキップして大卒で医師免許アリです。14歳の娘さんは「ミス・スワネージ・プリンセス」になったこともある、美女。ステキなご家族です。
「スワネージ」というのは、滞在先の町の名前。日本で入手できるガイドブックには載っていないどころか、近くもかすらないような場所です。

で、帰国一番で「何食べたい?」
「うどん、かつぶしダシの効いたヤツ!」

平素より、口なぐさみにカツブシや松前漬けの材料(千切りの昆布とスルメ)を愛するお姫さんには、3週間のこれらの断食が一番効いたとか。


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