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2006/04/29(土)
せっかく草履屋さんが来ているのに
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先日、行った「さが美」のフェアのリターンマッチ。 なにせ「日替わり品」があるので、その日、その日に行かないとね。 今日の狙いは「サマー小紋千円也」。もちろん化繊のですが、普段は5000円で売ってるものですから、狙い目。 あと、先日とっておいてもらった草履の鼻緒で草履をすげてもらおうと。
たら、「サービス品の草履は、ここではすげないで、持ち帰ってすげて、納品します」とのこと。目の前ですげてもらわないと、ぴったりのすげ加減にならないんじゃないかと心配。 でも、草履屋さんが「「23cm、きつめ」って書いておいて」とコメント。大丈夫かなぁ。 出張してきてた草履屋さんは、おかげで暇そう。
今履いてきた草履も鼻緒が緩くなっているので、すげ直してもらう。 「これは、結び直してもダメだから、こういうの入れるの」とこよりをぶっとくしたようなのを裏側から引いた鼻緒の間に挟む」 「普通にすげたのだとダメなの。指がズボっとはいっちゃって、カパカパで」 「そーだろ、途中で止まるようにするんだろ」 わかってくれるじゃない。って、昔は、そういう履き方する人は結構いたので、当然なんだけど。 今の一般的なすげ方よりも前ツボの部分がずっと短いすげ方になる。 下駄や草履用にできていない足では履けない。 そんな話をしながら、引き出した鼻緒の結び目をまた中に詰め直して、ホチキスの針ようなコの字の釘をトントンと打って留めつける。 「踵、綺麗に上手に減ってるね。端から減っちゃってるのがよくあるんだけど」 靴は後ろから減るんだけど、草履は歩き方が違うみたい。
履いてみると、程よい具合に鼻緒が指を押さえて、前にノめるのを支えてくれる。歩くたびにぱたこんぱたこんと踵の部分が離れていたのがなくなって、ぴったり足裏にくっついてくる。そうよ、こうでなくちゃね。 きた時には、鼻緒がびろーんと膨らんで、いかにも「履き古した」風あったのが、ピシっと綺麗に。こんなんで、新品に戻る草履って、すごいわ。
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