優妃 讃良の着物についておもうこと
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2006/03/09(木) 図書案内:素晴らしい装束の世界
「素晴らしい装束の世界―いまに生きる千年のファッション」
著者:八條 忠基
大型本: 159 p ; サイズ(cm): 26
出版社: 誠文堂新光社 ; ISBN: 4416805446 ; (November 2005)

もうココに書いていたかなと思ったら、ないようなので、今ごろ記載。
昨年11月に、所属する装束の会で本を出しました。
昨年、一昨年と、撮影だの、撮影準備のレイアウト用写真撮りだとか、京都への取材だとか、有志で色々と参加しました。
巻末の奥付けに「協力者」の欄に「ゆい さらら」で載りました。

「十二単とか、男性の装束って、どうなってるの?」という疑問に応えてくれる本って意外と少ないです。ジャンルも「服飾」「日本史-古代-平安時代」「古典-平安文学」「神道」「皇族関連」に散らばっており、こういったジャンルを取り扱わない本屋も多いし、意外なジャンルに置かれていることも少なくありません。
日本史-日本文学的には、昭和30年代辺りに、研究し尽くされたらしく、今もってその頃の、鈴木敬三氏、河ばた氏(字が出ない)の研究による「有職故実」関連の研究書に尽きます。

でもね、コミックとかゲームから入ってきて、軽い気持ちで「どんなの着てたんだろう?」って程度の欲求を満たすのに、いきなり「有職故実書」は敷居が高すぎ。そういった入門的な欲求に応えてくれる本の一つがこの本です。

しかも、「今でも、作られてて、実際に買うこともできる」という情報はきっと、ビックリだと思います。
装束を支える様々な職人さん達は今日も地道におのれの仕事にいそしんでいます。


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