優妃 讃良の着物についておもうこと
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2006/02/16(木) 舞妓さんは
13日の夜の部のお話です。

荷物を置いたら、今度は夜のコースです。
今日は、三条高瀬川にある おばんざいの店「めなみ」へ。
「おばんざい」というと、「家庭料理のおかず」というイメージですが、この店のは、料亭並のレベルの高さ。
百合根まんじゅうなんて、ひろうす位に丸めた百合根と何かの肉のすり身の団子を蒸してあつあつのあんかけにするという凝った椀モノです。以前は蓮根まんじゅうでした。季節により、日により材料が変わります。
次は、祇園の花見小路に移動して、お茶屋さんへ。
夏に行ったお見世です。数日前に見世出ししたばかりの舞妓さんに会いに。
玄関を入ると、奥のバーに行く廊下一杯に「目録」とか「のし」と呼ばれる、舞妓の見世出しを祝う、書き物飾りが飾られていました。
マンガ「玄椿」とか、小説「千代菊が行く」で話に聞いてはいたのですが、色紙位のものかと思っていたら、一枚一枚が全紙位のサイズです。
専門の玄人さんが描くのだそうですが、今はもう一軒しかないとか。中村雀右衛門さんの名前も見え、この店の格の高さを感じさせます。
当人は、「佳つ幸(かつゆき)」さん。まだ16,7歳の可愛い舞妓さんです。「はんなり、しっとり」より、きゃらきゃらと快活に笑う、可愛さの方が前に出ています。だって、自分の歳より娘の歳の方がずっと近いんですもの。昔の10歳やそこらで見世出しした頃に比べれば「オトナ」なんでしょうけど、やっぱり「コドモ」なんだって思いました。これが、「しっとり、はんなり」してくると「えずくるしい」といって、襟替えして、芸妓さんになるんですね。
同じ舞妓さんでも、お姉さん舞妓の「佳つ文」さんは、佳つ幸さんに比べると「はんなり」しています。なるほど、なるほど。

今日は、暖かいし、雨の心配もなかったので、袴は穿かずに、江戸小紋の二枚重ねに鳥襷の帯をお太鼓に上げました。帯揚げは桜の花びらを紋織りにしたニ藍の。桜は薄紅以外に薄紫も桜のイメージです。帯締めは変わり丸組み。街着風にコーディネートしました。


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