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2006/02/10(金)
京都に行きます。
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二月の寒い、真っ盛り、京都に行きます。 伏見稲荷の初午祭がこの時期なんです。 11月の収穫祭を終わらせて山に還っていた神さんがまた、山を降りて、里の神様になる、おでましを祝う祭りです。
いつも行けるとは限らないですが、今回はたまたま、機会を得たので。
いつぞやに二月の京都に行ったときには、正絹の着物着てたのに、寒さで凍死するかと思いましたから、今度はしっかり着込んでいかなくては。着物に道行で薄いショール羽織った位では、京都の底冷えには太刀打ちできません。 酒田帰省と同じで、着物の二枚重ねに羽織、道行か道中着にしようかな。 二枚の着物はどちらを上にしてもいい感じの組み合わせのにして。 袴で通したいとこですが、夕食後にちょっといいとこ行く予定もあるので、お太鼓にできる帯もいるなぁ。 ここで便利なのが、二部式お太鼓。胴の部分とお太鼓が分かれているタイプですね。 袴のときは、胴部分だけを巻いて文庫の結び目の代わりにお太鼓の枕に帯揚げをかけて使います。 こうすると、お太鼓だけ持参すればよいわけで。 「帯締め忘れてない?」 忘れていませんよ。袴のときには、道中着の端折るのに重要な役目をはたします。袴の前板の上辺りに結んで、ここに普通のお端折りとは逆に内側に込みいれて行きます。お能の装束で女性役の着付けに見られる着方です。裾丈の道中着は、袴のときには、短く着る方が似つかわしいので。 お太鼓のときには、帯締めの前に挟み込んで、「閉じ」とします。 道中着に見られる結び紐を持たないのが私のデザイン。
一枚作ったら、快適さに、今もう一枚をオーダー中。初夏にお目見え。
さぁ、持っていくのは、お太鼓パーツ、足袋と下着だけで済みました。 たった2泊ですから、手軽く行きましょう。
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