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2006/10/21(土)
八木橋京都物産展
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何気なく、近所の八木橋デパートに行ったら、「大京都展」をやっていました。 まぁ、いわゆる物産展ですね。 食べ物から陶磁器、竹細工、紙類、筆、香、そして着物に小間物と色々。 前もこの顔ぶれに記憶が、昨年も来たかもしれません。
こういうときに必ず出てくるのが、「みすや」の針屋さん。 実は本家みすやと、この物産展の常連の「みすや」は別物なんだそうで、しかも、こっちの「みすや」は京都には一般に買える店はないという不思議な存在です。 どちらの針も、負けず劣らず縫いやすい針です。 また、通常の縒りとは逆のZ縒りの糸が買えるのは「みすや」だけなので、これも貴重。人によって賛否両論なんですが、私にはこの逆縒り糸が縫いやすいので好きなんです。 そして、なぜか、物産展に会う頃には行方不明になって毎回買っている5寸定規。端の1寸とかを折っていくのには小さくで便利なんですが、買い物する際に持参しているとサイズが判って便利なので、バッグで持ち歩くから、行方不明になりやすいのです。
そして、西陣織会館が毎回だしてくれる端布を漁る。夏が終わったばかりだからか、紗紬や絽が多いです。何作りましょうか。何も考えないで買っていたりします。
リサイクルの着物やさんでは、「生地利用向け」という廉価品コーナーに塩沢の十字絣を見つけました。襟の後ろが見事に白く日焼けしてるし、前のとこも何か落としたのを漂白したのか白くなっているとこがポツポツと。家で着るなら、この程度なら大したことありません。 裏はつけなおしたのか、真っ白胴裏に花田の八掛けがいい状態です。 裄は短いけど、家事するなら、短い方が便利だし。 これで2000円。お召しだから軽くて気持ち良いです。バチ襟なのが気に入りませんが、前の持ち主も普段着にしてたんでしょうね。 (細身なので、バチ襟だと、合わせが浅くなって着崩れたように見えるので嫌い) まぁ、室内着ですから。
京都に行けないときでも、こういう物産展があると、京都に行ったような気分でいいです。
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