優妃 讃良の着物についておもうこと
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2006/10/18(水) 「秋は京都」な陰謀
今年も「そうだ 京都にいこう」のJR東海の秋のキャンペーンが始まりました。
「着物パスポート」の発行もあちこちに出ています。
秋向けの旅行ガイドも紅葉を表紙に京都版が幾冊も。

「ミセス」や「婦人画報」などが、「秋の京都」を特集するのは、もう慣れっこなのですが、今回は、「フィガロ」「HANAKO(WEST版)」なども「秋の京都を着物で」と特集。
更に、着物系雑誌な「きもので京都」はもちろん、「七緒」も京都特集。「美しい着物」には京都の芸妓さんの普段着物姿が登場。

今年は、京都観光局か何かで「着物で秋の京都に行こう」なんてキャンペーンでも張っているのでしょうか。
紅葉時期の京都って、ただでさえ、混んで、宿を取るのも大変なので、宿泊しないと京都に行けないモノとしては「これ以上来訪者が増えないでくれぃ!」と思うのですが。

今年のポイントは「着物で」に重きを感じます。
春からこっち、着物業界では、2つの大手チェーン店系の振袖屋の倒産がありました。その一方で、もっと気楽に街歩きに着物を着たいブームもかなり安定稼動してきています。
着物なんて、どこに行くのにだって着られるんですが、「着てサマになる背景」となると、京都はイチオシです。
また、新品にしてもリサイクル品にしても、やっぱり京都は垢抜けたものが揃っています。そういう「買い物場所」としても京都はイチオシ。

私自身でも、どーでも良いような白地の扇ですら、パチっと帳合の良いが欲しいので、京都の宮脇賣扇庵のを使うし、カンザシも京都のもの。
「食」では、山椒、七味は、スーパーのじゃ物足りませんで京都の。
お抹茶も和三盆の干菓子もやっぱり京都です。

着物そのものは、呉服屋さん自体が京都で買い付けたり、染めさせたりしてくれているので、京都で買うことはまず滅多にないですが、私がホントのホントに初めて反物を買ったのは京都でした。
今ではあたりまえな色モノ浴衣の反物。京都ですら着ている人は珍しいって位最先端なモノをしょって帰りました。
浴衣地位ならなんてことないですが、今だと、セミの羽のような夏お召しなんかにウットリしちゃうので、自粛しています。
紫織庵なんか、ほーんとキケン地帯。買うものを小物だけに留めて玄関を出るのって、毎回すごい意志を必要とします。

滞在中に行きたい気の利いたお食事処、
もって帰りたいお弁当の類、
更に、京野菜を初めとする京都ならではの食材、漬物、湯葉や麩、昆布の細工物などなど。

京都は素敵なところです。

だから、あんなに広告しないで欲しい。
たくさん人が来て、混んでしまうと、嫌だから。


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