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2005/08/01(月)
浴衣であっちから こっちから
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京都から帰宅して翌日に、もう仕事で東京まで出る羽目に。 16時の約束ですが、ここからは結構時間がかかる上に、始めてのところなので、余裕を持って、2時に電車に乗ることに。 ホームに降りると、ベンチに浴衣姿の女性が座っていました。 「どこかで花火でもあるのかな」と内心。 電車に乗るのに立ち上がった後ろ姿から、浴衣スリップや肌襦袢と腰巻の類をつけていないことが透けて見えました。 最近の「変り織り」と称する浴衣生地は従来のコーマ地よりも薄く透けるので、下着ナシはヤバいんですよ。 一日で一番暑いこの時間では、洋服だって、ブラとパンティでTシャツといきたいところ。着物だとしても、同様にしたいのはわからないでもないところ。
本日の私は、仕事なので、紺のタイトスカートに白ワイシャツに紺紗のネクタイ、下着は勿論、ブラの上にスリップも付けてます。はっきり言って「早く、電車のクーラーの中に入りたい」気分。
電車に乗ると、他にも浴衣姿がいました。
更に都心に入って地下鉄に乗り換えると、浴衣姿は更に増えました。「神宮外苑 花火大会」とのポスターもありました。 浴衣姿で、炎天下の2時に出てきた女性はこの花火大会のためだった様子。
最近は見慣れてきたので、地下鉄に浴衣姿がいようが、更に近郊電車で2時間もかかるところから浴衣で乗ってこようが、慣れました。 「キモノ」を着る人が増えてくるのは良いことだし。 「花火は徒歩圏」という概念が、変わって「2時間かけても見に行く」モノになってきたわけですから。
でも「徒歩圏」なら、「湯上り姿の浴衣」でも良いけど、時間はともかく電車に乗るなら「出歩く浴衣」であって欲しいもの。 昔は、昼日中も浴衣を着ていましたが、風呂屋帰りの浴衣姿と昼のソレは、髪型、下着や着付けが違うんです。 それに、明るい車内、駅構内を歩く場合は、着崩れや、下着が透けることがバレバレになるから。 浴衣はTシャツに匹敵すると言われますが、Tシャツの場合、下は同生地のボトムでなく、透けないGパンなどですよね。 Tドレスという裾がワンピース丈なもので出歩く人は希少です。 薄い生地のスカートならスリップやペチコートをつけるのは普通。キモノの場合は浴衣スリップや腰巻にあたります。 そう考えれば、「浴衣に腰巻をつける」のが当たり前なのは判りますでしょ。 (子供の頃はペチが暑くて「脱いでいい?」と親に懇願したことがあります)
とまれ、浴衣が駅構内を行き来するのは、華やかで良いですね。 洋服は、色物を着ていてもこんなに感じないのに、浴衣だと、こんなにも目立つのは、何故なんでしょうね。
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