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2005/07/06(水)
ある日突然に
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朝方雨が降っていたので、車で送りましたので、帰路もお迎えが必要な日でした。 夕刻、姫を迎えに行って、そのままお買い物へ。 1階が食料品スーパー、2−4階が衣料品スーパー、5階が100均ショップという、寄せ集めで総合スーパーになっているビルが市の繁華街にあります。
今日ももちろん着物姿。絹紅梅を模した化繊のスケスケ薄物にテト麻の袴。
その100均で物色していたところ、車椅子のご婦人が 「あなた、古い柄のお着物も着られる?」と。 藪から棒に、なんなんだと、お話していくと、 娘さんや親戚には着物を着る人がおらず、手持ちの着物の行き先がないと。「今、整理しているのだけど、着物はやはり捨てられなくて。親戚とか知り合いにあたったのだけど、皆さん着ないというので」と。車椅子ですし、ご高齢なので、病院か施設に入るためのご準備なのかもしれません。
普段モノなら、そう惜しくはないでしょうから、きっと訪問着など良いお品のものだろうなと勝手に想像。 娘も着物を着るといったら、非常に喜んでくれました。
既に、似たような理由で、大伯母のと祖母、叔母の着物を引き取って、収納場所に困るほどですが、もう少しなら増やしても良いかなと。
自身の親族でも、私の代ではもう着物を着る人はいません。 私の娘の代など、七五三にも着物を着たか怪しい程。正月の着物となれば、もう確実に着ない状態です。 着物がブームとかで、親や祖父母の箪笥をあさる人もいると聞きますが、着手のなくなる着物の方がはるかに多いようです。
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