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2005/07/26(火)
太秦映画村だゾ
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台風が接近していると天気予報。 とはいえ、関西辺りの視点で見れば、紀伊半島沖を遠く過ぎる程度。京都は「曇り、ときどき雨」と。 折りたたみ傘を持ってでかけましょうか。
昨日、帰りがけにかってきたスイカが残っています。 うーむ、朝ご飯のおかずがありません。 「豆腐 買ってきて」 とお姫さんに依頼。 出町の商店街は朝が早いです。そもそも豆腐屋は早起き。 6時か7時にいかなかったら、出来立てのは食べられません。 「こないだ買った店がなかったから、別のとこで買ってきたよ」と。「なかった」は笑い。お休みなんです。昔は商店街って、日曜でなく、火曜だの木曜だのにポツポツと休んでいました。 ここは、今でもそういった習慣。豆腐屋や食料品スーパーなど、必需品の店は大概2軒ありますので、大丈夫なんです。
さて、朝ご飯とはいいがたい時間の食事を済ませて出発。 北大路を走るバスに乗って、金閣寺道下車。京都では「xx前」はすぐまん前な場合。「xx道」は、そこから、いくらか通りを入ったところを指しているようです。 降りると、信号の前に「菓子司」があって、ガラスのショーケースに夏らしい和菓子や水羊羹が並べられています。 でも、お姫さんの選ぶのは、通年素材な「練り切り」。私は夏限定の寒天を使ったものを選びました。それから、オモチャのワイングラスのような足つき樹脂カップの水羊羹も。
わずかな上り坂を上がると、金閣寺。木立に囲まれているので、拝観券を求めて、小路を抜けて始めて、あの金色の楼閣が目に入ります。昭和の大修理でしたっけ、それが終わった金閣はまっ金金に光り輝いています。私が子供のときに見たのは修理前でしたから、金がかなりはげて、「黒地にわずかに金が光る」程度でしたが、今回のはかなり衝撃的に絢爛豪華です。壮健当時はこうだった筈ですから、招かれたお客は、本当に驚いたことでしょう。
さて、次は太秦にある映画村。 丸太町まで下がって、嵐山行きのバスに乗ります。このバスは、嵐山まで行くと均一料金ではなくなります。「一日自由切符」も均一料金の範囲です。でも、太秦はぎりぎり均一料金の範囲。 通りを逸れて、狭いのにやたら車の来る通りを行くと、山陰本線の踏み切りの向こうは映画村。いつもは、嵐電の太秦で降りて、広隆寺に沿って歩くのですが、それより近い。発見です。
入園。浴衣や着物を着ている場合は、入園料が半額です。 勿論、抜かりはなく、私も姫も浴衣姿。姫は昨日天神市で買った浴衣を着ています。市販の浴衣に比べると丈が短かったですが、背の低い上に腰紐位置の低いお姫さんには、ぴったり。
園内は空いていました。台風が傍を通る雨だからか、夏休みとは言え平日だからか。 役者さんは3名、新撰組隊士、弁慶、武家娘です。 弁慶はここでは撮っていないのですが、今年は「義経」の年ですから。五条大橋ならぬ、日本橋の上に仁王立ちしていました。 「弁慶覚悟!」なんて、男扇でうちかかったりしてみて。 お姫さんは、買い求めた刀で応戦。前回、長刀を買っていたのですが、やはり大小ないと間が抜けるとかで。
帰路は、先ほどのバス停に戻って。河原町で乗り換えです。また雨が降ってきました。バス停の前にある商店の軒によさせてもらいます。ラーメンや丼モノを扱う「メシ屋」だったように思うのですが、数人の男が出てきて、うち一人が「28日に、下鴨神社でお祭りがあるから、おいで」と。彼はたこやき屋さんだとか。 出町から下鴨神社は、鴨川を越えて徒歩で行ける場所。 滞在中にそこでお祭りがあるなんて、未チェックでした。 おっと、これは行かなくては。
夕食は、商店街のてんぷら屋さんで、てんぷらとラーメンを購入。てんぷらセットも1人前で盛られていて便利です。
11時。最終のこだまで殿が到着。バスはもう終わってるとかで、地下鉄烏丸線でやってきました。 地下鉄からだと、今出川で降りて、今出川通りを京都御苑の北端に沿って歩いてきます。
丁度半分くらいのとこにある同志社大学前で迎えにきた私と合流。おウチまでご案内。そう、今出川通りは北は京都御苑、南は同志社です。
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