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2005/07/24(日)
京都1日目
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今日から1週間、京都に住みます。 殿は仕事の関係で、後からなので、姫と二人で旅の空。
東海道新幹線は「ぷらっとこだま」という こだま号で割引価格のチケットで。 こだま号は各駅停車なので、ほぼ2駅に一回はひかりだののぞみだのに追い越されながらの進みです。
京都は2時前の到着。実はチケットを取ってから気付いたことには、今日は「みやこめっせ」で同人誌即売会があったのです。 「少しでも見れれば」と、会場に急ぎましたが、なんと15分前!コスプレは断念。嵐のように会場を見て歩き、いくつかのものを買い求めました。
そして、契約先の不動産屋へ。1週間の賃貸契約の書類にサインして鍵を貰います。 今回の住処は出町柳から枡形商店街を入ったところです。 屋根のあるアーケード式の商店街は、懐かしい雰囲気です。 商店街生まれの私は、田園風景よりこういう商店街の方が「懐かしの30年代」を感じてしまいます。
3階建て鉄筋アパート2階の部屋の鍵をあけると、ゴキブリのお出迎え! 1階が飲食店ですし、鉄筋とは言え、築年数はかさんでいそうな建物ですので、やむをえないでしょう。 6畳一間に、台所兼通路の板の間、風呂とトイレ付き。 町屋の常で窓を開けると、隣のアパートに接近状態。窓を開けていると丸見えです。 まぁ、軽く30度を越える夏場なので、窓を開けていることはないかと思われます。勿論クーラーありです。
さて、買出し。 大手スーパーはなく、商店街の中の食品スーパーと商店街内の店で用を足します。 今日は日曜なので、半分位の店が休んでいるようです。 お米とお番茶とお豆腐、お惣菜を買って帰宅。
旅装は、蘇芳の無地絽の袴に、花田地の絽小紋。白足袋に焼桐の右近下駄。
着替えたいところですが、宅配便で送った荷物が着くのは8時以降。シャワーを浴びて、クーラーで乾燥させた着物を着てお出かけです。
祇園では、祇園祭りの「後の祭り」に当たる「還御祭」の日です。お旅所にいる神様を祇園社へお戻りいただく神事。
関東と違って、神輿は8角形で金の色が目立つ彩色。 関東のようにゆすったり乱暴にせずに、しずしずと進みます。
そしてお買い物。幾岡屋さんで、季節のカンザシと籠巾着、名刺入れを買いました。巾着も名刺入れも絽縮緬地の夏仕様。 冬物なら一年中利用しても良いそうですが、こういった夏仕様のものを使うと、季節感があって、いい感じです。
荷物がくるので、帰宅してお食事していると、キンコーン!「宅急便でーっす」荷物の到着です。やっと、お着替えができます。 シャワーを浴びて、素肌に浴衣を羽織ると、木綿のザラっとした感触がいい気分です。
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