|
2005/06/08(水)
初夏のパーティには
|
|
|
今日は姫の学校の後援会総会です。保護者会とは別にある不思議な組織。筆頭の方には銀行や地元企業が名を連ね、末は学校卒業生保護者、そして在校生保護者が連なります。
一つの学校法人が下は小学校から上は専門学校から大学、専科大学院まで持つため、後援会はその合同体。
行ってみると、「総会の後、懇親会」というのに、席は結婚式によく見られる円卓がずらり。学校単位に複数の卓があります。 PTA総会などと同じく活動報告と昨年度決算と今年度予算の承認などを30分程で済ませると、休憩をはさんで着席式の懇親会の開始。
で、本日の私の衣装はいつも通りの袴姿。6月ですので、臙脂の無地絽の袴に、単のお召しにしました。 この手の会合だと、着物姿は他にはまずいません。時期が6月という単という袷でも薄物でもない、着用期間の短いものなので、普段にまして少ない筈。
が、
なーんと他に3人もおられたのです。お一方は藍色の鮫小紋、次は紅花紬でしょうか、薄紅から黄にいたる色の変わり織り紬。そして、最後は利休鼠(抹茶色)の地に辻が花の訪問着かつけ下げに鴛鴦色の重ね衿を重ねた姿。お三方ともお太鼓を結んで。 もちろん皆さん袷でも薄物でもなく、れっきとした単の。 うわー、うわー!
私立ですから、所得層としては、下限は公立に比べて高めなのは当然で、3人も4人もを全てこの学校法人で出したというご家庭も少なくありません。多分、上層の所得者は、結構お持ちなのでしょう。まして、総会なんて、役員かそういう人位しかこないようで。洋装の方々も「このスーツ20万前後だな」なんて状態で。
化繊の紗紬なんて着てかなくてよかったぁ! 大伯母の着物がなければ、カッコ付かなかった。 少なくとも、着物の方をお話なんてできなかった。
|
|
|