優妃 讃良の着物についておもうこと
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2005/05/21(土) 京都旅行・鞍馬山
今日明日と一泊で京都旅行です。
殿は残念ながら、土曜出勤があるので、お留守番。
二人のイデタチは揃って女袴姿。
朝は一緒に出発。出勤時間といっても土曜なので、電車は空いています。座ってゆっくりと東京駅へ。
遅れると焦るので、早めに出てきたら、順調に着てしまい、新幹線の時間まで1時間もありました。本屋によって「こげぱんの京都」を購入し、休憩エリアで時間までお休み。
といってもお姫さんは、学校の宿題の処理。普段は土曜も学校があるけど、月に1度位は「家庭学習日」としてお休み。但し、宿題は満載というわけ。
新幹線の改札口を入ると、お土産売り場に新幹線の携帯ストラップが売っていました。面白いことに、「先頭・末尾車」のセットと別に「中間車」まで売っています。つなげて楽しいということの様子。東海道新幹線のいろいろあるのに、0系を選んでしまうのは、古株のなせる技。
車内ではこげぱん本を見ながら「今日はどこに行こうか」と二人で思案。結局鞍馬に行くことにしました。
京都駅について、鞍馬に行く手段として「出町柳までバス、そこから叡山電車」としました。京都駅バスターミナルの標識は見にくく、乗ったバスは逆方向の車庫行き。「アレレ」と思えば、車内の10人程が同じミス。「通りを渡って逆方向のバスに乗って下さい。お代は次のバスで払って下さい」と運転手さんもやさしいことを。
と反対側のバス停に行くと、そこは「伏見大社お旅所」の看板。
いつもは伏見に行くのをパスしたら、あらら「待てぇ」ということなのでしょうか。広いお旅所は今は留守ですが、お参りしてきました。今回はこれで勘弁して下さい。
さて、バスに乗って河原町今出川へ。ここから鴨川を渡ると出町柳の駅です。下鴨神社の森である糺の森を前に鴨川はここで合流してきます。若干浅い川には畳1枚ほどの巨大な飛び石があり、そのいくつかは亀さんです。「前来たときにこの亀に乗って写真撮ったんだよ。覚えてる?」「覚えてない」小2位ですか、子供の記憶ってねぇ。
叡山電車、略して叡電、鞍馬・貴船と八瀬へのY字路線の専用軌道の路面電車。八瀬との分岐点を越えると箱根登山鉄道風に山あいを縫う電車となります。一昨年の夏に貴船に来てるので知った道。初夏の青葉が目に優しい。鞍馬は貴船駅の一つ先の終点。
コインロッカーに旅の荷物を預けてまずはお昼。うどんと麺類のお店に入ります。姫は釜揚げうどん、私は「木の葉丼」。キツネのバカシな筈と楽しみにして出てきたのは、ふわふわかき卵に山椒を振った丼。中に甘辛く煮た椎茸と蒲鉾の切ったのが隠れていました。かき玉にも椎茸のダシが入っているのか、良い味と香り。
そして、鞍馬へ上ります。行きはケーブルカーに。乗車券は散華(蓮の花弁形で祈祷の際に僧侶が投げるもの)に義経のイラスト。
たった2分で急傾斜を上ります。残念ながら本殿の前に着くわけではなく、少しは歩いて上らなくてはいけません。
本殿で参拝して奥の院への道を行きます。山門からケーブルカー迄、ケーブルカーから本殿、奥の院入り口から先、3つとも山の気が違います。毘沙門天、千手観音、魔王尊と管轄が異なるからでしょうか。行く先は霊宝殿。寺宝と鞍馬山の自然資料があります。山深く自然豊かな鞍馬は、昆虫、植物、キノコ、動物さまざまなものがあります。ここで「KURAMAマグカップ」を購入。3種類でそれぞれに「KU」「RA」「MA」字と義経や天狗の絵入り。
下山は徒歩で。「遠くて近きもの、つづら折り」と枕草子にもかかれた坂道を下ります。清少納言や紫式部も上下した道かと思うと、いい気分なのに、業務用の車がいったりきたりで興ざめなときも。
そして同じ叡電で出町柳に戻り、京阪で三条京阪に。三条通りを西に歩いて柳馬場を下ると今日のお宿。
お夕食は祇園は花見小路で。といっても、横筋に入ったおばんざい屋さん「山ふく」です。「まだお腹空いてんじゃない?これも食べな」とざっかけない おかみさんの でも細やかな気遣いの気持ちの良い店です。「ひうお」(鮎の稚魚)を頼むと「オロシかほうれん草か」というのでオロシにしましたが、ほうれん草ってどんな味になったのでしょうか。京料理にしては濃味ですが、甘い処はやはり京風。薄味なのは料亭系なのかも。


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