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2005/05/23(月)
京都行きつけのお店 -寺町通り編-
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京都には行くと必ずいくお店があります。 最近は行動範囲の関係で必ずしも全制覇はできなくなっていますが。 寺町界隈 所謂、「寺町商店街」ですね。北は京都御所に接した丸太町通りから四条までが私の行動範囲。
行き方:四条からいくには、京阪四条駅から鴨川を渡ってくる、阪急河原町で降りる、市バスで「四条河原町」で降りるが至近。
三条からは、京阪線か市営地下鉄の京阪三条駅から鴨川を渡る、 市バスの河原町三条で降りる。
御池通りからは地下鉄京都市役所前か、市バスの京都市役所前。
丸太町から下りるなら、市バスの河原町丸太町か京阪丸太町。
一保堂茶舗(いっぽうどう) 丸田町から京都市役所のある御池通りまでにあるのが「一保堂」の本店。昔ながらの店構えがちょっとステキな。 東京にもデパートに店が入っていますが、そこで買うとお抹茶の缶の中にパックに入ってる。ここで買うと直に入っています。 なにしろ、注文すると、奥の茶壷から入れてくれるのだもの。
お抹茶しない人にもオススメなのが「宇治清水」。抹茶オーレやアイス・グリーンティーを作るためのもの、お抹茶と砂糖を混ぜたものですが、一保堂のは香りも味もさすがに逸品。 「京番茶」もちょっと面白くてよいのですが、最近人気が上がって、地元以外の人も買い求めるために品薄状態とか。 本店以外には京都高島屋、京都近鉄の店舗で扱いますが、デパートの方だと5,6包位しか来ないので11時には売れ切れるとか。 額字屋 正式な店舗名を思い出さないのですが、二条通りと寺町がぶつかるところにある店です。本業は神社仏閣の建物に掲げられる額字を作る店です。で、観光向けに直径2cm位の木に漆(?)を塗って京都の絵を描いたストラップを売っています。オプションで1日あれば、裏に名前を彫り込んでくれます。 私が思うに、このオプションの方こそ「狙い」です。彫った中に金泥を塗りこんだのは、さすが本業発揮のすばらしい出来。 表の絵の方は、はっきりいってあまりうまくありません。 でも、この字を彫ってもらうので十分に価値ありな逸品! 古本屋 ここも店名不明。でも、昔ながらの店構えに和綴じの本が山積みされているのですぐにわかります。書道のお手本だったのか、藤原行成(枕草子に登場の筆上手)書のナントカ歌集とか、物語とか平安文学が和とじでゴロゴロ。平安ファンなお姫さんのお気に入りのお店です。 はんこ屋 店の名前ってほんと覚えないのね。ここも覚えてない。 店の前にハンコがいっぱい出ているのでわかります。 名前ハンコでなくて、京都をイメージするモチーフが一杯で楽しいの。晴明桔梗と呼ばれる星型とか、陰陽紋とか。 鳩居堂(きゅうきょどう) お香と和文具の店。夏には扇子や団扇も出ます。 表が柄和紙の和とじのメモ帖や和柄千代紙のシールは、いかにも「京都土産」で、手ごろな上にまともな逸品。 「遥かなる時空の中で」を知る人には「八葉の香」が買える店。 私は練り香の「侍従」を買ったことがあります。
三条通りにいきついたら、道を河原町通りへと西に向かいます。 さくらいや 和紙のお店。舞妓さん柄のレターセットなど子供の頃から大好き 使い捨てなのがもったいない、四季の花を描いた和紙のテーブル・マットが最近のお好み。 みすや針本舗 今は手前をカジュアルウェアの店に貸してしまって、中庭をはさんだ奥にひっこんでいます。看板を見て奥に入ってください。 東京でも「みすや針」は売られていて、使いやすい針と糸でお気に入りなのですが、なんとここはソレとは別の店。「あれはウチを真似てるんや」と。 針と糸という従来品以外に「待ち針に花をつけたもの」も売っています。帽子にさしても綺麗です。針山のおしゃれにも。 ステキなのは「携帯お針箱」。針の収納向きの桐の箱に針とハサミ、縮緬の糸巻きに白赤黒の3色の糸。更に蓋に針山がついてるとこなんか、もう完璧の一言。1.5x1.5x5で携帯可能なサイズ。 ハサミは3cmほどのちっちゃいのに、生意気に握り鋏。ハサミケース、糸巻き、針山は揃いの柄縮緬。 ますね 三条通りと河原町通りの交差する新京極の出口、その角にある和菓子屋さんです。 昔は「ひねり」という一口サイズの干菓子を売っていたのですが、「ワリに合わない」とかで止めてしまったのが残念。今回聞いたら「20キロ単位では引き受けてるんですよ。お茶会とかでたまに注文来ます」と。やはりお好きな方がいらしたんですね。 今はボンボン位しかおかなくなっています。でも、このボンボンもいいお味でオススメ品です。季節というより毎月変わる干菓子も一つから買えて便利です。
三条を戻って新京極を下ります。ここは観光客目当てのみやげ物街の店が主流ですが、会社向けにお土産を買ったりするのには逆に便利な場所。 何をどこで買うとは決まっていません。数軒同じものを扱う店があるので。「そばぼうろ」「八ツ橋」「おたべ」などなどを行き当たりばったりの店で買っています。 ぴょんぴょん堂 ふざけた名前の店ですが、和紙に手摺り絵の懐紙のお店です。 四条から入ってすぐ左手の複数のみやげ物屋の集合した店舗の奥の方にあります。
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