優妃 讃良の着物についておもうこと
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2005/04/09(土) 入学式 そして 夜桜花見
本日はお姫さんの中学入学式です。
中学と高校の入学式を合同で行いました。
中学1年生が300名弱。高校1年生がぴったり400名。
総勢700名弱でのお式は体育館で行われました。
700人分の生徒の席を置くと、保護者席は後にちょっと。
なので、ほとんどの保護者席は2階の観覧席の方でした。

式前には、「家族写真」を撮ってくれました。ちょっと嬉しいサービス。だけど、多分有料です。後日請求が来るでしょう。^^;;)

着物のお母さんが数名いました。付け下げ訪問着か訪問着に金銀の袋帯といったイデタチでした。小学校の卒業式、過去の保育園の卒園式、小学校の入学式を見ても、このパターンが主流でした。「卒業式の付添は無地着物に染め帯」とも言われていますが、なかなかそういった着物を誂えている人がいないからでしょうか。といっても、着物着てくる皆がそうだし、だからか、意外に目立つものでもありません。着物を見慣れない人にとっては「着物」といえば、「訪問着に袋帯」が一番見慣れた「着物」であるからかもしれません。

本日の私は、黒地の友禅小紋に濃萌黄のつづれ帯、松葉の袴です。
校内の天満宮の道真殿にお参りしてきました。
行く度に何やらモノの増えているこのお宮。今回は太鼓橋が設置されていました。

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そして、夜は花見です。今年は4/3には開花してなかったし、この日ほぼ満開なので、来週はかなり散っていると見られたので、我が家恒例の夜桜はこの日に。

シートと毛氈、テーブル代わりの盆に電池式のランプを携え、途中で食料と飲み物を買い込んで到着。

寒いですから、シートだけでは寒気が上がってきます。毛氈こと赤フリースは貴重な防寒具。
いつもは「スキーにでも行くのか?」という重武装で来るのですが、今日は昼がかなり暑かったので、ちょっと薄着に。
でも、やっぱり夜桜は寒いんです。風が吹いてくると寒さがぞわぁーっと押し寄せてくる。着物を着ていない殿が一番に「寒い! 早く帰ろう!」と悲鳴を上げた。
やっぱり、夜桜見物は、いくら日中が暖かくても、万が一の着るものをきちんと用意していった方がよさそうです。

2005/04/06(水) お花見
良いお天気です。というか良すぎです。「25度行くか?」という天気予報のオネェさんの言葉も怖い程に的中。
という中でお花見を決行しました。

場所はお気に入りの本丸城址。休日でも花見客の少ないお気に入りスポットです。
桜は6分咲きというところでしょうか。かなり薄紅色が広がっています。

本日は装束。昨年は3月ということもあったのか、袷の表着でも「寒いぃぃ〜」という状態でしたが、今年は、下に着てきた単衣の状態で既に「暑い!」
というわけで、青の単衣に、白の生絹(すずし)をかさね、二藍の小ウチギを羽織りました。

日が長くなって5時過ぎでもまだまだ昼の気配ですが、7時に近づくとさすがに宵闇が忍び寄り、薄紅の昼の桜が、夜闇に映える白さに変わっていきます。
おや、今頃からシートを広げる人。夜桜見物みたいですね。
こちらは、引き上げです。

2005/04/03(日) 筋肉痛
昨日の遠征のタタリか、筋肉痛で寝てました。
ホントは花見の予定だったのですが、「雨だっていうし」と安心して。
が、昼間は結構いい天気でした。うーむ、珍しく天気予報のハズレ。
って、夜になると「ハズレじゃないもん」と言わんばかりに雨が降りだしました。
なのに、近所の露天風呂付きの温泉にでかけました。
「行田 古代蓮の湯」というかけ流しの温泉です。
近くて便利。しかも、日〜木の9時半以降はナイト料金で安い!
食堂やマッサージなんかが終わってしまうから安いのでしょうけど、お風呂限定狙いなウチにはお得なチケット。

2005/04/02(土) またもや 展覧会ツアー
お稽古のグループで着物関連の展覧会をハシゴしてきました。

集合場所は皇居大手門。
若干寒いかなと思う程度の暖かい土曜日。
はとバスや「ナントカの会」だの沢山のグループが門をくぐっていきます。ここは皇居東御苑の入り口。人少なのスポットと思っていたのですが、それどころか団体も個人もゾロゾロと。

今日の一行は男性2名女性3名の5名。
女性は揃って松葉色の袴。いつもは色がバラバラなのですが、今日は言い合わせたように同じ色。
その上は私は黒地の友禅小紋、他は、赤地の小紋、赤地に桜の小振袖という艶やかな一行。
男性陣「うーん、袴にすればよかった」。二人とも普段なズボン姿。
まずは三の丸正蔵館へ。皇居で皇后陛下が育てている小石丸を使った古い織物の復刻品の展示です。
昔は、糸にも太さがまちまちで、緯糸のひっぱり方も不揃いなので、阿波しじら織りのようなデコボコがありました。
今の技術ではこのデコボコの再現が大変だったとか。
服飾史にみられる「束帯の生地はしじら織り」というのはこういうのだったのかなと、勝手に推測。

出て、東御苑を散策です。売店で「皇居記念」にお土産を購入。
ハマナス柄の小箱。

御苑は北の丸公園と似ています。広い芝生もあって。早咲きの桜が一本咲く下で、早くもお花見のシートを開く一団もあり。

北の丸公園に抜けたのですが、こちらの桜はまだ未開花。千鳥が淵のボートもまだまだ係留されている方が多い。

九段下に抜けると、「昭和館」というのがありました。昭和のものを集めた博物館だそうですが、戦前から戦争直後がメインの様子。無料展示の漫画展だけ見てきました。こちらも昭和初期から昭和39年という一つ世代前向けの範囲です。
でも、ノラクロとか知ってるのもありました。

九段下から半蔵門線で三越前へ。
日本橋三越で院展をやっているのです。院展は上野辺りの博物館でするものかとおもいきや、春の院展はココでしかも無料なのだと。日本画なのですが、対象が外国や洋風のものもあり、洋画と段々垣根が低くなってきているのかなと感じました。

次は銀座線に乗り、溜め池で南北線に乗り換えて六本木一丁目へ。泉屋集古館でやっている小袖展を見に。
「武家の小袖」「公家の小袖」「裕福町人の小袖」「庶民の小袖」があると最初に書かれていたのですが、入ったら、どれがソレやら全然気にせず(わからず)に見ていきました。
昔の着物は地色や刺繍糸の色がいいです。びっくりする程派手な色の組み合わせや、派手な図柄がぎっしりとあるのに、何故もこう迄に嫌味のない全体感に仕上がっているのかと。

最後は、六本木で食事をしてカラオケ。
メンバーの構成から最大20歳以上は離れていると思うのですが、アニメだと意外に共通に知っているものがありました。


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