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2005/03/06(日)
一周年墓前礼拝
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祖母の昇天1年祭です。仏教で言えば一周忌になります。 数日前から天気予報見ながらのやきもき。 「雨もしくはミゾレ」って出てるので。 「お献茶は中止にするか?」など、Telが飛び交って。 が、当日、雲はあるけど、うす曇という程度。
私は黒紋付きに黒帯、姫は、黒紋付きに黒袴の姿で。殿は洋装。 寒そうなので、姫も私も下に白衣を着込みます。さらにすそよけは正絹の鬼縮緬。ベンベルグの平織りと比べて格段に暖かい。 降雨を懸念して、私は紗コート、姫には化繊の長羽織を。
洋装の参加者は、新調したらしい黒服の暖かそうなのを着用。 毎年、この時期に墓前礼拝ですから、懸命な選択です。 オシャレな叔父は仕立の良い紺の三つ揃い。
結局、雨が降らないどころか、日までさしてきて、お献茶を含めて、滞りなく墓前式は済みました。11月3日という晴れの特異日に生まれた祖母は「晴れ女」なのです。さすが!
ささげたお茶は、父、母、叔父で回し飲み。 「お墓の前でお茶飲むのは初めてだわ」 って、私は、お墓参りでこの叔父にお寿司握ってもらったという経験もあるんですが。 母はお茶を習ってはいても、「お献茶」はしたことがなかったので、未知のものでした。 私は、装束の方でやる方がいたので、それの見よう見真似。
普通は、側の芝生でお弁当なのですが、時期的に寒いし、一周年祭なので、近くのうなぎ屋さんに席を取りました。 テーブルの上に置いた祖母の写真は「おいしそうだねぇ」と言っているようで。祖母はウナギが大好物だったんです。
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