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2005/02/03(木)
おひきずりは暖かい
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ここんとこ、日本海側に雪が降っているお陰で、上越国境を越えたここ上州から武州にかけて、ピーカンの晴天です。 といっても、雪国をかけぬけてきた風は、乾燥はしても暖かくはなっていないので、寒風の強風となって吹き付けてきます。
着物を着ていると、結構暖かいので、暖房などをしないで済ましていたりするのですが、問題は、着物から出ている手足。 胴体が温かいので、意識がないうちに、氷のように冷たくなっています、キーボードを打つのに手は仕方ないとしても、問題は足。靴下1枚くらいではやはり冷えてきます。
あるとき、手近に羽織はなかったので、着物を羽織りました。 しかもお端折りしないおひきずりで。 たら、足が暖かいんです。ひきずった裾は前を閉じるようにして床に垂れて足を隠しています。
平安時代、長袴になった理由は「寒くて、足を包みたかったから」なんて話を聞いた気もするのですが、おひきずりの着物も足を包むので暖かい。
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