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2005/02/21(月)
新聞記事に袴の話
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昨日の毎日新聞に袴の話しが出ました。 そろそろ「卒業式には何を着ようか」って季節ですものね。
「卒業式の定番「はかまにブーツ」 80年代に人気再燃、登場」 http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/02/20/20050220ddm013070054000c.html
記事を良く読んでもらうと、別に卒業式の袴に限ったことではないのですが、タイトルに「卒業式には」とあるので、なんか卒業式以外には着てはいけないような風に読めてしまう。
NHK朝ドラ「虹を織る」懐かしいですね。宝塚ファンの私は毎日はなかなか見られないのですが、土曜などは必ず見ていました。 なんせ、朝8時15分ってのは、私の学校では、始業時間。見れる筈もありません。 ある土曜日、「宝塚の舞台上演の回になる」という予告から「絶対見たい!」と思ったのですが、不運にも塾の日。 帰宅してからでは、昼の再放送にも間に合いません。 「!」と気づいたのは、塾にほど近い大伯母の家。 「寄っていい?」と電話をかけたのですが、「うーん、その日、出かけるんだよね」と。ああ、ダメかと思ったら、「鍵、いつもんとこに隠しとくから、勝手に入って見ていいよ」とのお言葉。
当日、塾からかけつけると、TVのある茶の間のこたつの上には、サンドイッチが置いてありました。 細かいですね。塾からかけつけてきた昼過ぎでは、お昼も食べていないだろうと、用意してくれてたんです。 これが、箪笥4棹の着物の持ち主だった大伯母です。
私の袴熱は当然、この宝塚に起因しています。
この頃が袴の再燃時だと新聞ではいいますが、まださほど一般的ではありませんでした。 高校の卒業式で、一人いた位。 大学のときには、袴は少しは一般的になってきていましたが、まだ文学部を中心の現象で、紺無地以外を探すのは至難でした。 宝塚のような緑の袴が手に入るのは阪急だけでした。(宝塚歌劇団は阪急に属してる)
今は、色は様々に、更にボカシだの刺繍の縫い取りだのと、色々なものが選べていいですねぇ。レンタルでも色々とあるし。 笑えることには、買うところを選ぶとなまじなレンタルより安かったりするのも不思議。
というわけで、私のとこには、今や複数枚の袴があります。 念願の緑を初め、紺、黒、蘇芳、紫、蘇芳ボカシと。
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