|
2005/02/20(日)
着物は暖かい 重ね着は暖かい
|
|
|
我が家は、最近、エコな生活をしています。 着物は重ね着が効くので、「寒いなぁ」と思えば、着物を着重ねて。また、大伯母の所から貰ってきた着物の中には、薄く綿を入れた着物や、たっぷり綿を入れた着物、ハンテンと色々あり、そんなものまで引き被って。 そうすると、我が家のセントラル・ヒーティング・システムである、階段下(ここは我が家の中心点であり、体でいえば丹田とでもいうべき場所)の反射式石油ストーブ(対流式でなく、後の反射板を使って前面に熱を出す方式)で、上には当然、ヤカンをかけて蒸気も発生させると、どの部屋でも、着物の重ねで十分暖かく過ごせます。 お姫さんも、以下同文ないでたち。
しかし、問題が起こりました。殿です。殿は帰宅すると、下着の上は薄いTシャツ位の寝巻きに着替えます。着ている枚数も防寒力も私や姫とは段違い。 「寒くない??」と言っては「着れば?」と反論されて、一人ブツブツとファンヒーターをつける。
なーんてしているうちに、殿は風邪をひいてしまいました。
そういえば、北国の人は、寒くなると、室内をガンガンに暖房し、なぜか薄着で過ごします。「着重ねて暖を取る」のは、都会の習性のようです。「高山の実家の人にも言われたわ」とは知人の段。岐阜県高山も冬は寒い地方ですものね。 殿は北国出身、私は東京都内、姫は ここ寒風ふきすさぶ赤城降ろしの土地は都会系の「着重ね」式。
というわけで、室内気温を下げられたのが、殿の風邪の一因。
でも、平安装束のように衿が色々と重ねるのは楽しいので、こういう寒いときならではの趣向と着重ねを楽しむ私と姫のために、我が家の室温は低いままなのでした。 重ね着すると、暖かい部屋だと暑くて辛いんだもん
|
|
|
|