優妃 讃良の着物についておもうこと
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2005/02/28(月) 如月の晦日(つごもり)に
二月も今日で終わり。晴天の空に風も緩く。
縁のガラス扉を開け放っても、「寒い」と感じずに、じわじわと冷えていく足先も、なんとなく心地よく。同じ「寒い・冷たい」もすい先日までのとは、何か違う暖かさを感じる。
「春だなぁ」を実感な日。

梅は満開、青い空に白梅も紅梅も照り映えて、いや益す。

旧暦では1月20日。

2005/02/27(日) 袴を入れられるバッグ
こんなものを見つけました。
http://www.rakuten.co.jp/kimonoyasan/455086/559161/482353/
「袴の入る着物バッグ」というわけ。

着物は旅行などに行く場合は、約40cm四方に折りたためるけど、袴は幅がそれよりも広い。折りたためば良いのだけど、縦方向にはできれば畳みたくないのが心情。

という向きに便利な 40cm x 70cm サイズ。
着物もこれなら、余りちまちまと折らなくて済みます。

こちらは、「リュックになるバッグ」
http://www.rakuten.co.jp/kimonoyasan/455086/559161/559084/
結構かさになる上に重くなるので、リュックになるのは便利。
「まさか着物にリュック?」と思うなかれ、袴なんか穿くと、ショルダーもリュックも、なんでもござれです。
え?「着物は全部鞄の中なのでは?」って?もちろん、それでも可だけど。

2005/02/26(土) 謝恩会中止
「中止になるらしいって」という話を娘から聞いていたのは、数日前。正式のプリントを持って返ってきた。
「諸般の事情により中止」とな。
娘の収集してきた噂によれば、隣のクラスが元凶らしい。
が、隣のクラスが故に、事の具体的なことは不明という。

いったい、何があったのだろうか?
既に父母会での承認は取れて、参加募集もとっくに終わっている。
父母会の方では、謝恩会で子供達が「ソーラン節」を踊るためにと、ハンテンまで作っていたというのに。

2005/02/25(金) 八木橋着物市
昨年の日記を確認してみると、2/26とあった。今年も同じく、「2月第四木曜日」からのスタート。
昨年は白無垢なんてアホなものもあったけど、今年はほとんど置いていなかった。
逆に袴はたっぷり置いてあった。昨年の売れきれの教訓なんだろうか?しかし、新品とはいえ「2万4千円」のは高いゾ。
同じ山の中に1万、1.3万、1.5万、2.4万が混在している、サイズと色と柄を見ながら、値段もチェック。うーむ面倒臭い。
そして、着物市のチェック品は小物!レンタル落ちの腰紐の太いのと新品の塩瀬の半襟を大量購入。なんせ一個200円だ。
どっちも、気づくと一つもなくなるという消耗品だ。同じく消耗品な足袋は、残念ながら安いのなし。
太い腰紐はなぜか市販されていない。レンタル落ちしかないのは何故なんだろうか? 着物の紐類は太ければ太いほど、きつさを感じず、かつ着崩れを起し難い。細い紐は痛いばかりで、ズルズル着崩れる。

他の戦利品は、仕立上がりの長襦袢(化繊だろうな)と刺繍入りの袴。

本日のいでたちは、袴は紫、着物は白鷹お召しの下に、紺綸子の小紋、濃黄の柄入り長襦袢。重ね着ルックである。
足元は白足袋に黒エナメルの草履。
着物市は畳の上で、履物を脱ぐので、履物は目立つ。

2005/02/24(木) つけ帯
昨日分のつけたり。
つけ帯の話。

「付け帯」と書きます。「二部式」「簡易帯」という言い方もあるようです。
半幅にも名古屋帯にもあって、胴部分と、お太鼓や結びの部分を切り離して仕立てたものです。

七五三の帯や、浴衣用の帯で、文庫結びが既にされて売っているものがありますでしょ。アレです。
帯結びのテクがなくても結べます。お太鼓に結んだのは、本当に便利です。

名古屋帯のでも、普段風の八寸から礼装用まで様々にあり、もちろん、普通の帯から仕立る、仕立て直すことも可能です。

邪道かもしれないけど、私は普段向きな染め帯の胴だけ巻いていることもあります。着付けが簡単な上に背がふくれていないので、楽なんです。

んで、付け帯の仕立て方。
胴を切り離してしまうのは、一般的なのですが、背中部分は、色々と異なります。
特にお太鼓向きは、「綺麗にお太鼓に留めつけてしまう」のが一番着つけは楽ですが、「しまっている間に、太鼓の山がつぶれる」という欠点があり、枕などを詰めておかなくてはいけません。
収納を考慮した場合には、お太鼓に整形せずに、びろっと一枚のまま平たくしておく方法があります。行く場所や気分でお太鼓の山を大小させたり、お太鼓そのものを大小させたり出来ます。
「お太鼓つくるなら、手間は同じじゃない?」と思われそうですが、意外にも楽なんです。お太鼓を作っている間に胴が緩むということと格闘しなくてもいい、というのはかほどに楽だったとは。

私の喪服の黒帯は付け帯で、整形していないタイプです。
リバーシブル帯をつけ帯に加工してもらったもの。
葬式のときなんて、鏡もないとこで手早く着る羽目になりますからね。
んで、「つけ帯で裏も使えるようにするには」というわけで、この方法です。胴もお太鼓もどっちもひっくりかえせば別の柄です。

胴は最近のは、下端に紐をつけてしばるようになっています。
祖母のだと、紐なしのもあります。胴はヤの字に結んで、太鼓を載せます。胴の一巡目が全然異なる地(って洋服の古着をといたもの)だったりして、ビックリしたのもありました。
古くなって、シミやすりきれが出たものでも、こういう風に使えば、普段に使えるのだと、着物のリサイクル度に敬服した次第。

最近は「切らないつけ帯」もあるそうです。お太鼓の部分の留め付けと、紐をつけたタイプ。元も帯に戻せるのが「帯結びは面倒だけど、この帯を切るのは」という人も受け入れられているとか。

2005/02/23(水) 帯の種類
天気は良いですが、冬恒例の強風が吹き荒れております。

本日は帯のお話。
「帯は何をしていったら 良いのでしょうか?」なんて話も着物の種類にならんでよく聞くお話です。

まず、形態からすると「丸帯、袋帯、京袋帯、名古屋帯、半幅帯、細帯」などがあります。浴衣にする兵児帯なんてのも、以前は「子供のものか、男の普段着」という感じでしたが、大人の女性向けのも出ています。

細帯: 女性で使う人はひどく少ないでしょう。男の角帯(かくおび)にあたります。半幅のさらに半分ですから2寸幅かな。
普段着に締めたり、袴下に締めるには格好の幅です。
帯ってしてるだけで「きつい」という印象がありますが、これは2寸幅(約8cm弱)ですから、楽なんです。
夏の単物や、木綿の単帯を半分に折って細帯扱いにしているものもあります。
半幅帯: 「浴衣の帯なんかしめちゃって」と勘違いしている方も多いです。浴衣の帯も確かに半幅の仲間ですが、名古屋帯や袋帯の様な織りや柄のものを半幅に仕立てたものもあります。「小袋帯」といって、最初から半幅の袋状に織ったものもあります。当然、こんなものを浴衣に締めたりはしません。
浴衣のは、普段向けの単の帯です。そりゃ、浴衣着るのは夏で、しかも普段ですから。普段向けの夏の単の着物を着る場合には同じ帯です。博多献上の単とか、夏献上(柄は同じで透けてる紗織り)のはどっちも使えます。
逆に袷の帯は、冬の袷着物用。名古屋帯並みのものなら、華麗な変形結びでお太鼓以上の華やかさを出せます。
名古屋帯: いわゆる「お太鼓結びにする帯」で、一番多く出回っているものじゃないかと。「正装用の帯は袋帯」といわれていますが、袋帯並みの織りの帯も出ており、喪服の黒無地は袋帯でも名古屋帯でもどちらでも良くなっています。
種類も多いです。八寸名古屋は、織り帯で、端の縫い代がありません。普段用、街着用などに用います。織りの中でもざっくりとした粗い織り方が特長です。綴れや博多献上もこの仲間。
夏のは、結構格高く見える羅等でも、八寸だったりもします。
九寸名古屋は両端5分を縫い代として幅8寸に仕立てる帯。袋帯並みの織のものは袋帯と同格に扱えます。見て「趣味っぽい」「素朴」というイメージのあるものは略装などに、なだらかに移行します。
名古屋帯は仕立方や柄付きでも様々。端から端まで柄のついているのが「全通(ぜんつう)」、胴回り1巡目になる部分が無地の「六通(ろくつう)」、お太鼓を結んだときに胴前とお太鼓部分にのみ柄のあるのが「太鼓柄(たいこがら)」。
また、仕立方は次のようなものがあります。胴部分を半幅に縫い閉じる「名古屋仕立て」、名古屋帯といえば、普通はこの仕立て方になります。胴部分を綴じずに裏をつけて仕立てる「開き仕立て」、我が家では「袋名古屋」と呼びますが、余り一般的ではないようです。背の高い若い人の場合、半幅の4寸よりも若干太めの5寸位に締めるとバランスがよくなります。開き仕立てはこういうときに向いています。また、完全に平たくなりますので、畳んでしまうのには楽です。最後が、お太鼓の手の部分だけを半幅に縫っておく仕立て方。呼び名は不明です。張りのある羅や紗の八寸名古屋は、手先を縫い綴じておいた方が納まりが良いです。
また、九寸名古屋の開き仕立てでも、こう仕立ててあるのも、頂きものの中にありました。
ちょっと珍しいのでは「引き返し」、裏地にあたる部分が、表地の最後につながっていて、これを仕立上がり線で折り返して、かがります。太鼓部分の裏地があるのは割と見かけます。これが全長分あったのは1本だけ。
夏物は帯も単ですが、お太鼓部分に引き返しのある八寸帯もあります。これをかがっても良いのですが、かがらずにおくと「二重太鼓に見える」といい、これを「袋名古屋」と呼ぶ人もいます。
名古屋帯は短くて二重太鼓が結べません、一方、袋帯は二重太鼓にしないと帯が余る程長いですから。
袋帯: 正装用帯の一番一般的なもの。名古屋帯のように全通、六通があります。六通の方が多い用です。
裏にも柄を織り出して「リバーシブル」なんてのもあります。
キラキラとラメ糸や金糸銀糸を使う織物が多いですが、有職柄などを主にラメ糸を使わないものもあります。有職柄は、平安時代に主に着用されていた装束に使われていた紋や地紋を使うもの。今でも「有職モノ」といえば、ラメ糸を使わないのが基本です。
でも、糸の配色の関係なのか、金銀を使っているようなイメージがあります。有職柄は、下は大島、紬類から上は留袖までに使える、異様に適用範囲の広い帯です。メチャ高いですが、「帯一本で、普段着から訪問着まで着まわしたい」人にはオススメ。
そして、袋帯といえば、成人式や結婚式。超絶技巧の結び方をするには、せめて六通の袋帯が必要です。
丸帯: 明治時代から大正にかけては、礼装帯は丸帯だったそうです。袋帯を開いたような幅約70cmの広い幅に織ります。
袋帯と違うことは、「裏にも柄がある」こと、そして主に、裏表に通しで柄を描くのが基本なことでしょうか。
今でも、京都の舞妓さんの帯は丸帯で、しかもだらり用に長く織られています。それは、重いのも当然。
最近では、これを裏表に切り離して二つの帯にしてしまう人もいるとか。
滅多見かけないといいたいところですが、某チェーン店では、留袖や振袖用に常備されています。

写真は自力で仕立てた、有職柄六通名古屋帯。開き仕立てにしてあります。見た目の割りには柔らかいので、本来ならば芯を入れるものですが、芯なしで仕立てています。なので、異様に軽く、また、結ぶのが楽です。
キラキラしていますがラメ糸は入っていません。

2005/02/22(火) 教師の袴姿
私が最初に袴姿の人を見たのは、自分の幼稚園の卒園式だった。
普段は灰色の上っ張りを着ている先生達が、紺無地の袴に色無地の袴を着けていたのが印象的だった。
このときは、「先生の着るもの」と認識していた。
「おばあちゃん先生」と呼んでいた、副園長は普段は着物姿だったが、この日は袴姿。確か、銀鼠の無地だったか、それに近い無地着物だったように覚えている。年配がはく袴もまた素敵だった。

大学卒業の際に袴で出たいと思ったのだが、父親の「あれは、師範学校(ふ、古い)など、教師になるものが着るものだ」というのに、納得してしまったのも、このせいかもしれない。

「袴を穿きたい」と思ったのは、中学以来ファンである宝塚に起因するのは、2/21の記事の通り。でも高校卒業のときには、全然そうは思わなかったのは何故なのやら。「ミッションスクールだから」というなら、大学もミッションスクールだったんだし。
その高校の卒業式では、生徒で1人、教師で1人袴姿がいた。

時は流れて、次に袴姿に出会うのは、娘の卒園式のとき。
私のときと違い、教師の普段の格好は上下ジャージの昔以上に着物とは縁遠い格好。それが、揃って、紺無地の袴に薄紅や薄朽葉の無地着物を着た姿のなんと美しいこと。園長は黄無地。赤系の多い教師の中でひときわ目立つ。これも演出なのかなと思う程。

さて、小学校の卒業式には、教師は何を着てくるのだろうか?
卒業生達は、ほぼ揃いの中学校制服である詰衿やセーラー服。
これを前にして、何を着てくるのだろうか?

2005/02/21(月) 新聞記事に袴の話
昨日の毎日新聞に袴の話しが出ました。
そろそろ「卒業式には何を着ようか」って季節ですものね。

「卒業式の定番「はかまにブーツ」 80年代に人気再燃、登場」
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/02/20/20050220ddm013070054000c.html

記事を良く読んでもらうと、別に卒業式の袴に限ったことではないのですが、タイトルに「卒業式には」とあるので、なんか卒業式以外には着てはいけないような風に読めてしまう。

NHK朝ドラ「虹を織る」懐かしいですね。宝塚ファンの私は毎日はなかなか見られないのですが、土曜などは必ず見ていました。
なんせ、朝8時15分ってのは、私の学校では、始業時間。見れる筈もありません。
ある土曜日、「宝塚の舞台上演の回になる」という予告から「絶対見たい!」と思ったのですが、不運にも塾の日。
帰宅してからでは、昼の再放送にも間に合いません。
「!」と気づいたのは、塾にほど近い大伯母の家。
「寄っていい?」と電話をかけたのですが、「うーん、その日、出かけるんだよね」と。ああ、ダメかと思ったら、「鍵、いつもんとこに隠しとくから、勝手に入って見ていいよ」とのお言葉。

当日、塾からかけつけると、TVのある茶の間のこたつの上には、サンドイッチが置いてありました。
細かいですね。塾からかけつけてきた昼過ぎでは、お昼も食べていないだろうと、用意してくれてたんです。
これが、箪笥4棹の着物の持ち主だった大伯母です。

私の袴熱は当然、この宝塚に起因しています。

この頃が袴の再燃時だと新聞ではいいますが、まださほど一般的ではありませんでした。
高校の卒業式で、一人いた位。
大学のときには、袴は少しは一般的になってきていましたが、まだ文学部を中心の現象で、紺無地以外を探すのは至難でした。
宝塚のような緑の袴が手に入るのは阪急だけでした。(宝塚歌劇団は阪急に属してる)

今は、色は様々に、更にボカシだの刺繍の縫い取りだのと、色々なものが選べていいですねぇ。レンタルでも色々とあるし。
笑えることには、買うところを選ぶとなまじなレンタルより安かったりするのも不思議。

というわけで、私のとこには、今や複数枚の袴があります。
念願の緑を初め、紺、黒、蘇芳、紫、蘇芳ボカシと。

2005/02/20(日) 着物は暖かい 重ね着は暖かい
我が家は、最近、エコな生活をしています。
着物は重ね着が効くので、「寒いなぁ」と思えば、着物を着重ねて。また、大伯母の所から貰ってきた着物の中には、薄く綿を入れた着物や、たっぷり綿を入れた着物、ハンテンと色々あり、そんなものまで引き被って。
そうすると、我が家のセントラル・ヒーティング・システムである、階段下(ここは我が家の中心点であり、体でいえば丹田とでもいうべき場所)の反射式石油ストーブ(対流式でなく、後の反射板を使って前面に熱を出す方式)で、上には当然、ヤカンをかけて蒸気も発生させると、どの部屋でも、着物の重ねで十分暖かく過ごせます。
お姫さんも、以下同文ないでたち。

しかし、問題が起こりました。殿です。殿は帰宅すると、下着の上は薄いTシャツ位の寝巻きに着替えます。着ている枚数も防寒力も私や姫とは段違い。
「寒くない??」と言っては「着れば?」と反論されて、一人ブツブツとファンヒーターをつける。

なーんてしているうちに、殿は風邪をひいてしまいました。

そういえば、北国の人は、寒くなると、室内をガンガンに暖房し、なぜか薄着で過ごします。「着重ねて暖を取る」のは、都会の習性のようです。「高山の実家の人にも言われたわ」とは知人の段。岐阜県高山も冬は寒い地方ですものね。
殿は北国出身、私は東京都内、姫は ここ寒風ふきすさぶ赤城降ろしの土地は都会系の「着重ね」式。

というわけで、室内気温を下げられたのが、殿の風邪の一因。

でも、平安装束のように衿が色々と重ねるのは楽しいので、こういう寒いときならではの趣向と着重ねを楽しむ私と姫のために、我が家の室温は低いままなのでした。
重ね着すると、暖かい部屋だと暑くて辛いんだもん

2005/02/19(土) 一周忌に着る着物
3月5日に祖母の一年祭をします。
普通の仏式で言う一周忌にあたります。
うちはキリスト教風なので、祝祭となります。
とはいえ、牧師を呼ばない自前式。参列者も内輪も極限な、喪主夫妻(うちの親)、その娘一家、喪主の弟夫妻、その息子夫婦という9名。

母に電話で「何着る?」といったらば、「内輪だから、別に喪服出さなくてもいいかな。黒のスーツかなんかで」という。
今回は、墓前式なので、戸外に立ってのお式です。
んで、なんか、あそこって、妙に風が強くて寒いんです。
十分に暖かい衣類となれば、手持ちの洋服では無理。まして、お姫さんの分はない!制服が届いていればそれでも済むでしょうけど、多分この日にはまだ未着だと思う。

というわけで、大手を振って「二人とも、黒紋付きの着物だからね」と宣言。防寒を兼ねて、古式ゆかしく2枚かさね3枚かさねにしましょう。
着物が好きだった祖母には、やはり着物で行くのが一番でしょうし。

今度はちゃんと写真とっておこうっと。
黒紋付きの写真はちゃんとしたのがないので。

2月絵日記の続き


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