|
2005/12/25(日)
クリスマス
|
|
|
やはり、今日書くなら、お題は「クリスマス」でしょう。 一般には、日本の街角では、今日一杯がクリスマスです。 夕刻には、リースも安売りされたり、売り場自体が片付け始められたりするのも道理の。 この日、日曜日なので、実家にいた私は父と教会へ。 本日は、黒地に朱のぼかしの花の飛んだ小紋に、帯は生成り地の織り名古屋。全て母のもの。母の帯は意外にも8寸織り名古屋が多いと気づきました。そして、これも母の小豆色の道行を重ねて。
キリスト教会では、一年を4つの季節に分け、祭壇の垂れ飾り、祝祭日の牧師の衣装に下げる「ヨーク」というショールのようなものを、季節を表す同じ色にそろえます。 今日からは「キリスト誕生節」と言い、白になります。イースターには聖霊の焔を表す赤、ペンテコステには緑。そして、紫の四色が四つの時節を表します。イースターは4月初旬前後、ペンテコステは5月から6月。だから、この4時節は当分ではありません。教会の祝祭日の礼拝ならば、この色をイメージするのも一つかと。 って、私の場合は、帯が「白」だった程度なので、「イメージして」という感じに受け取って貰えたか。
で、「クリスマス期間」ですが、一般的には、「12月ちょっと前から12月25日まで」という風に思われていますが、教会暦では、この期間は「待降節」といって「クリスマスを『待つ』時期」なんです。教会暦の「クリスマス期間」はイエス様が生まれた25日から、東方の博士がやってきて贈り物をしたという1月6日までです。6日を「コウゲン日」(英語なら、エピファニー)と呼び、この日に最後のお祝いをしてクリスマス期間は終わります。リースを外すのはこの後。
って、日本で25日を過ぎてクリスマスリースを下げていると、10月から庭木にライトニングをしている人よりマヌケに見えて、我が家では、25日を過ぎると、リースは玄関内に移動します。
|
|
|