優妃 讃良の着物についておもうこと
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2005/12/13(火) 事始め
めっきり寒くなってきました。
今年は、冬将軍が12月から元気一杯だとか。
日本海側では「年の内から、雪下ろしをするなんて」と、地元の人が言う程の積雪です。

今日は暦の上では事始め。歳末の諸事をはじめる日です。
門松も気の早いところは立ち始めます。
そう、門飾りや玄関の飾り、床にお鏡さんを飾るのも、この日から30日迄の作業です。但し、これは、町場の話。農村地帯だと、事情は異なります。殿の実家のある某農村集落では、31日の午後からが正月の仕度の始まり。お節料理も門飾り、神棚飾り、果ては大掃除もこの時間に行います。夕方の四時頃になれば、門ごとの松も打ち揃います。

事始めがはっきりしているのは、京都。特に祇園を始めとする花街はこの期間、すれちがう時の挨拶も「おことうさん」と変わります。
舞妓さん、芸妓さん達は、お師匠さんにご挨拶に行き、来年の扇を貰うというのもあるのだとか。

子供の頃には、商店街の「歳末大売出し」でくじびき券がつくのが、この日から25日迄だったように覚えています。
クリスマスと正月の準備が並行して一番華やかでにぎやかな季節の一つでした。
家では、のし餅が届いて、それを切ったり、お節料理の準備をしたりしていきます。(松前漬けは、3日位前から漬け始めるのですが、昆布やスルメをきざむのはこの頃から。)

今は仕事をもっているので、なかなか事始からの正月準備はできません。でも、黒豆や白いんげん豆をいくつかの店で物色したり、するめや昆布を買い揃えはじめるのは、やっぱりこの時期から。

とはいえ、早々に買い込んだ、松前漬け用のするめと昆布は、既にお姫さんが、おやつに食してしまいました。あーあ。
殿は、出来合いの松前漬けを買ってきて、年内に食べだすし。

年越しを殿の実家に帰省して過ごすので、きちんとお節全てを揃えることもなく、お役所の仕事納め=ごみ収集の終了、よりも後に仕事納めになる民間企業勤務では、休暇に入ってからの大掃除は、廃棄できないゴミの製造に過ぎないので、軽く済ますだけだし。
どうも、共働きにかこつけて、年越し業務を簡略化してしまっています。


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