優妃 讃良の着物についておもうこと
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2004/08/08(日) たとう紙
着物をつつむのはたとう紙である。帖紙とも書く。
店によって、このたとう紙の程度は様々である。
模造紙に紐のついたようなのでくれるとこやら、開けた瞬間に思わずとにすさってしまいそうな「和紙」とすぐわかるようなものまで色々。いい着物を扱う店のたとう紙はやはりいい紙を使っている。店の思い入れもあるし、金額の張るものだから、いいたとう紙を使っても利益が出るからだろう。
店によっては、着物を買った際に無制限に余分なたとう紙をつけてくれたりして、古いたとう紙の交換に役に立ってもいる。

ところで、たとう紙というのは、いかほどするものであろうか?
ただではない筈。逆に単体で買えるものなのか?
というわけでサイト検索してみた。
洋紙製のものを大量購入する場合は、80円位。
店で10枚単位で有償で分けてくれるのは150円〜300円位。
使っている紙と印刷代の程度で差が出ると思われる。
また、たとう紙は当然、製作業者がいるわけで、ここから売って貰うこともできる。この場合は、柄も指定できるし、紙質を選ぶこともできる。見た範囲で最高級なのは「黒谷手漉き和紙」の1300円弱。京都の紫野にある業者さん。黒谷とは会津藩が」幕末に駐屯していた金戒光明寺のある黒谷だろうか?
高いともいえるが、こんな和紙の逸品、書道用に購入しても結構なお値段のものである。いいおうちでは、こんな紙にくるんでいたのだなと、思いをはせる。

いい加減な安物の場合、湿気吸いの役目をはたさないばかりではなく、印刷が着物に移ってしまうとか、悪影響もおよぼすらしい。最近は十二単柄など凝った柄を使うが、良し悪しである。

安いたとう紙をわけてくれるのは、福岡の呉服屋さん
http://www.kurachi.com/main/kimono/wasou-komono/tatoushi-list.html

京都の職人さんは
http://homepage3.nifty.com/kyoto-murasaki/


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