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2004/07/29(木)
下駄でカラコロ
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久々に雨です。夕立も滅多に降らなかったので、久々のお湿り。 台風の影響なんだそうで。でもなんで関東地方だけ雨? 他の地方のようにいきなり、洪水、浸水にならないと良いですが。なんか、今年は、あちこちで甚大な浸水被害続出。やはり、雨は一度に降られるよりも、回数多く、チマチマ降ってくれた方が良いです。
んで、今日は下駄の話。
ゴム貼りの下駄 下駄といえば「カラコロと足音」と言いますが、最近は裏に靴と同じようなゴムを張るので、カラコロいわなくなりました。でも、草履と似たような右近やいわゆる「下駄」な両歯はともかく、「のめり」とか「神戸」と呼ぶ、前が斜めになった下駄にゴムを張っていると「うーむ」とひっかかり。 足音だけでなく、駅構内やビルの滑りやすいタイル面で滑りにくくする意味でも、効果があるんですけどね。
下駄は消耗品 「下駄は消耗品」なのだそうで、底が磨り減ったり、絵が欠けたりするのは当然のことだとか。私は日常に履く、しかも冬場も普段はきには履いて歩くこともあって、1年もするとズタボロです。さすがのゴムも磨り減って、そこからは木の本体が欠けていく。
すげ具合 先日買った下駄。きつめにすげてもらったのに、なんかまだ緩いです。もうズボっと指の股の奥まで入ってしまう。 指の間の中間位で留まってくれると一番楽なんですが、もっときつくしないと駄目かしら。 最近のデパートの浴衣売り場には下駄屋さんが出張してきてて、その場で好きな鼻緒で足に合わせてすげてくれるのですが、ぴったりにしてもらうには、こちらの感覚も大事みたい。また、直してもらいに行こうっと。
下駄のカラコロ 下駄で歩けば「カラコロ」と音がするというのですが、私の場合、これがしません。カラコロって、下駄をひきずったときに起こる音。ゴムナシでも「カッ、コッ」って音しかしません。 鼻緒がしっかり足にあっていると、下駄はひきずらないで済むから。でも、この音が無性に聞きたくなるときもあります。 雨音にはこの下駄の音が聞こえてくると、風情だなぁと。 もちろん、そこには、無粋な街頭音楽も、呼び込みの声もない静かな前提で。って、それじゃ、お屋敷街か、京都の小路かいな。
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