優妃 讃良の着物についておもうこと
ご感想は掲示板 http://bbs1.fc2.com/cgi-bin/e.cgi/12019/まで
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年7月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2017/01/22 着物買うのに、いくら以上だと「高い」?
2016/11/27 着物を頼むなら呉服屋で
2016/11/26 夏は暑くて、冬は寒い
2016/07/10 はいからさんが通る の 時代の袴
2016/07/09 はいからさんが通る

直接移動: 20171 月  201611 7 6 5 3 月  20159 8 7 月  20149 8 7 6 1 月  20139 8 7 6 3 2 1 月  201212 11 5 3 2 月  201112 11 10 9 8 7 5 月  201012 11 10 9 8 6 5 2 1 月  200912 10 5 3 月  20085 4 3 2 1 月  200712 10 9 8 7 6 5 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 月 

2004/07/23(金) 十二単着装体験
呉服屋の招待で、本庄まで着物フェアに行ってきました。
お目当ては「十二単着装体験&撮影会」の方だったりして。
パンフの装束の柄からすると高倉系のようでした。仙石先生当人が来るわけはないから、おそらく、お弟子さんの一人だろうと。

いたのは、年配の女性と若い女性の二人組。装束は2名で着付けるのが基本です。年配の方が前衣紋者でした。
モノは全て正絹。いつも着ている化繊とは重さの感覚が違います。
一番下は正絹羽二重の白小袖。袖は元禄で身八つ口のない仕立。
次は濃長袴。既婚は緋袴なのですが、今回の持参は濃色。
右脇で結ぶのですが、片わなでなく、もろわな結び。あれれ?

次は単衣の筈が黄の無紋綾の衣でした。その上が萌黄の幸菱の単衣、梅の固紋紋の紅の匂いの五衣。表衣は萌黄の二倍織物の亀甲に丸紋(柄忘れ)。唐衣は朱地に白の向蝶丸紋。裳は白綾にすり絵。五衣も比翼仕立でなく、5枚別々のものです。

衣紋も結構まともなので、手先をじっくりと。袖と手をとって次の衣をきせかけるあたりの部分がミソです。

最後に、両側の袖から手を入れて、一旦、着た物全部を持ち上げます。こうすると、おさまりがよくなるようです。

写真撮影は、なかなか難儀。袖を揃えてもらうのですが、少しでも動くと、ぱぁ。なんか無駄な努力の感じが。

撮影後は、少し歩いたり、座ったりさせてもらいました。
座るのは、男性と同じく、胡坐というか、足の裏をつける座り方。座ったときの袖の具合は、自然と綺麗に重なりが出ます。
(だから、先ほどの手間って、なんだったの?)

着付け室のような殺風景なとこで、着て、撮影しただけなので、ちょっとつまらなかったですが、着付けと正絹体験したのでいいことにしましょう。なかなかまっとうな装束を、まっとうな衣紋で着付けしてもらえることはありませんので。

写真は、後日郵送とのこと。来たら、スキャンして掲載予定。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.