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2004/07/20(火)
炎天下のPTA活動 または 着物は涼しい
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今日もお天道さまは元気に空をゆかれます。 いつものように、「全国最高気温」を叩き出す勢いでカンカンと熱しております。
その中で、小学校は終業式。午後からはPTA主催の自転車点検。 学区の関係で3箇所ある場所のうち、私の割り当ては小学校。 建物の影を利用して場所のしつらえ。
半袖のTシャツやタンクトップ、サマーセーターにパンツスタイルのお母様方は日陰にいても「暑いねー」とため息をもらす。 「暑くない?」と言われた私の格好は、昨日と同じ、友禅小紋風の浴衣に絽の襦袢。暑くないといえば嘘ですが、結構強い風の吹く日で、脇からはバシバシと風が抜けていく。ぐったりするような暑さではありませんでした。でも、校長の話では今日も39度行ったとか。うーむ、暑かったんですね。 帰宅して、着物を脱ぐと肌襦袢はべしょー。絞ったら水分が出てきそうな位です。やっぱり、暑かった「みたい」です。 着物の特徴として、どうも「体感気温」が変わるようです。 こんだけ汗かいたんだから、そりゃー暑かったんですわ。 でも、「実感」がないんですよ。
夫も腹巻するようになって、「腹がくだらなくなった」という直接の問題解決以外に「体感気温が変わった」と言っています。 着物はどう薄着にしても腹巻しているようなもんです。帯があるので。夏は汗対策におぼろタオル一枚も巻いていますから、まして腹巻同然。腹を暖めると、体感気温って変わるのでしょうか。 結果オーライなんですが、不思議です。 ----------------------------------------------------- つけたり情報: 39度という「体温を越える気温」の場合、「着ていた方が涼しい」ということを思い出しました。アラビアとかインドなど、体温より気温が高いのが普通な場所では「暑くないの?」と思う程、なんやらかんやらぶかぶかと着込んでいますよね。 私は着物なので、裾から袖までぴっちりと布で覆い、かつ、肌に密着しない空間あり。 肌着や襦袢を麻にしなかったことも、逆に効果。 「麻」は熱の高い方から低い方に熱を流すので、気温が体温を超える場合、逆効果なのだそうな。
この状態で、肌付近は36度を越えないことに。 袖なしの方々は39度にさらされているわけですから、結果的に私は他の人よりも涼しい状態にいたわけです。
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