|
2004/07/18(日)
お受験
|
|
|
今日は四谷大塚の模擬試験です。 近場を選んで、5月と同じ東大宮の栄東校にて受験。
同伴父兄は別室にて四谷大塚からの受験レポートと栄東の学校案内を聞く。
しかし、栄東も四谷もなんで「東大に何人入ったか」を強調するんでしょうね。まるで学校の良し悪しはその数で決まると言わんばかりに。 私の母校も随分と沢山東大合格者を出しているので、結構ビックリでした。私の出た頃なんて1人いるかいないかでした。 企業の採用責任者(大抵は人事の部長)の最大の望みは「東大卒を何人入れられるか」なんだそうですが、高校の校長ってのは「東大合格を何人出せるか」で決まるとでも言うんでしょうか? いや、そういう学校があったっていいですよ。人の望みなんてソレゾレなんですから。だから栄東がそういう学校だからといって別に批難するつもりもないわけで。東大を目指したい子にとっては、よく学びよく遊べを実践する素晴らしい学校です。但し、うちは受けないってだけで。 でも、どんな学校もそのモノサシで測っていいかってのはNo! 「慶応医学部に入るのは内部からは難しい(遊んでしまうから)ので、他の進学校からのルートを狙うのが良い」とか。「どうしても慶応出の医者にさせたい」ってのが狙いなら、それでもいいですが、「前日の12時まで遊び歩いていたのに、翌日のテストでは、ちゃんと及第点が取れる」という、恐るべき「慶応ボーイ」のノウハウは中高、いやさ、幼稚舎からの入学で培われるもの。 このノウハウは実社会に入っても、会社員としては貴重なテク。 そういった「中高一貫教育で何が培われるのか」を問わずして、大学進学状況だけ注目して何になろうか。
まして私の母校がそうなったなんて、先輩方に恥ずかしくって顔向けできませんわ!親の言うなり、教師の決めるままに生涯を決めるのなんて、うちの卒業生とは認めません!
そうかと思えば、ご近所の小学校のお母様方の会話といえば、最低偏差値の高校が統廃合されて入学枠が減ると困るとか、当の子供は程度の低い高校行く位なら中卒で働くと言ってたとか。 なんか、子供の顔が見えないです。「将来、何でメシを食うのか?」って一番大事なことが。中学も高校も大学もそのための手段でしかありません。「勉強したくないから、中卒で働く」というような甘い人間に今の世の中は仕事をくれません。 中卒で「働く」というなら、逆に「職人の世界」に弟子入りしちゃうのも一つなんですけどね。仕込みの期間を長く取れるので、実はうってつけ。腕に技つけてれば、少なからずメシは食えます。うちは勉強する気ないなら、どっかの工房にでもつっこんでやろうと思ったんだけど、どうやら、「大学教授になる」などと大言壮語を吐いておりますので、取り合えず、進学コース。
|
|
|