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2004/06/06(日)
嵐山CARオリエンテーリング
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「嵐山」。「らんざん」と読みます。京都の「あらしやま」でなく、埼玉県嵐山町です。 ここでは、地元の町起こしの一環でCARオリエンテーリングを行っています。今年は4回目。うちは夫の職場の人に誘われての初参加です。
本日の衣装は、仕立上がりの白の夏お召しに紫の袴。 車で回るので何を着ていようが大丈夫です。でも、他の参加者はジーパン姿が多いです。
地図を渡され、どの順序、ルートで回るかをチーム毎に検討。順位は「いかに短距離で回るか」で決まります。最新の地図に頼る組、ナビゲーション・システムに頼る組、色々です。 うちはなんと、貰ったチェックポイントの記された地図だけを頼りにルートを決めて回りました。これは素人っぽい手段で、往々にして順位が下のチームに多かったです。 このタイプではうちは一番短距離でした。 チェックポイントに対して問題が出ており、指定の文字を記入することで回った証拠とします。
田んぼのあぜ道は舗装中で通れないところがあったりして、最初から「ひぇ〜!」更に、通りを越えて先の道が「ない!」と思ったら、殿が「あそこだぁ!」とどうみても誰かの家の入り口にしか見えない小路を指す。これが当たりなのだから、全く。昔の集落の中の道なのでくねっている上に狭いわけです。
地図には細かい道やあぜ道は掲載されていないし、信号が増えていたりもするので「いくつめの信号」「何本目の角」は役に立ちません。 一番正確なのはやはり縮尺。「何m先」はかなり正確でした。「この辺の角・・・あった」と。常にバッグに入れている五寸定規が役に立ちました。偶然にも縮尺は1分が100m。
山に囲まれている場所で、湖沼、田畑、集落の多く残る場所。梅雨前の爽やかな時期に走るのはとても気持ちの良いところでした。 気分は「千と千尋の神隠し」か「となりのトトロ」か。
帰り際にCD屋に寄ってトトロのDVDを買って帰り夕食は鑑賞会でした。
添付はチェックポイントの「斑渓寺」前の石碑の文言を回答しているところ。近くに渓谷があり、不釣合いに朱塗りの橋があって「千と」の世界。側の藪には桑の実が熟していました。 渋くもなくさっぱりとした甘さ。夫が「昔がこれがおやつだったよ」と。但し、舌が紫になります。すごい染まり方。
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